107章、京都姉妹校交流会団体戦 ページ10
「パンダ先輩?!」
驚く釘崎に林から現れたのはメカ丸だ。
「呪骸だぞ死にはしないさ暫く動けんがナ」
「デ誰がペッパー君だっテ?」
囲まれた釘崎だが、
西宮はメカ丸の言葉をこうとめる。
「待ってメカ丸……この1年は私がカワいく叩き直す」
「真依ちゃんの苦労女が呪術師として生きてく意味諸々教えこんであげる」
西宮の圧にパンダはむくりと起き上がり
メカの前に立った。
「なんっちって」
「出たがりか?コソコソ隠れて援護に徹しろよ」
「まあ仲良くやろうぜ呪骸同士」
メカ丸も腕の形状を変えパンダの前に
立った。
「人形無勢ガ知った口ヲ!!」
双方が戦いを始める中、呪霊達も徐々に動き始める。さあ勝つのはどちらだろうか……
呪骸は呪いを宿した人形だ。パンダはその中でも特殊な存在だった。突然変異呪骸であり、
感情を持ち……3つの核をその身に宿す。
本来呪骸は1つしか核を宿さないが、パンダは違かった。一方メカ丸は天与呪縛があり、日の下には出れぬ身体の変わりに、膨大な呪力量と範囲を与えられていた。
だから、呪骸のくせに歩けるパンダが許せなかったんだろう。
不幸自慢のようにそう話すメカ丸をパンダは怒りながら釘崎を守るように戦った。
パンダは核ゴリラモードによりメカ丸を圧勝し、パンダVSメカ丸はパンダの勝利に終わる。
そして、釘崎は西宮の強さにただ苦戦していた。
その頃真希VS三輪の戦いもまた凄まじい剣技の中で行われた。
真依に弱いと話を聞いていた三輪だったが、
そのあまり強さに驚きが隠せず守るばかりだ。
真依の馬鹿!この人滅茶苦茶強い!!
それを視覚共有の術で
見ていた教師陣のひとりは真希を見て楽しげに笑った。
「ふふふ面白い子じゃないかさっさと2級にでもあげてやればいいのに」
108章、女に求められるもの→←106章、綺麗な花には棘がある。
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雨霧(プロフ) - ミツさん» あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします♡ (1月6日 20時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - 明けまして、おめでとうございます!今年もよろしくお願いします!今年の更新、ありがとう・:*+.\(( °ω° ))/.:+伏黒がとうとう、ヒロインちゃんのこと意識して良かった(^o^)五条先生もヒロインちゃんLOVEなので、これからが楽しみ(⌒▽⌒)更新、楽しみに待ってます! (1月6日 20時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - プスメラウィッチさん» ありがとうござます!今まとめてあげるために書いてますのでお待ちを!! (1月4日 20時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 続きの更新頑張って下さいね😆応援しています。 (1月4日 9時) (レス) id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - うさぎさん» なんと?!ありがとうございます( ´◔‸◔`) (12月16日 9時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨霧 | 作成日時:2023年11月25日 12時