106章、綺麗な花には棘がある。 ページ9
凄まじい音が悠里と東堂の周りに響く中、
釘崎の方では、西宮との女の戦いの最中であった。
｢ねぇ？アンタそっちの学長から虎杖殺すよう言われたでしょ？｣
｢え？なにそれ？｣
この子勘がいいなあ……いやそれはパンダちゃんのほうかな？パンダをみて
西宮がそんな考えをする中釘崎は西宮を睨みつける。
｢別に隠さなくていいのよ……私だって殺す気でやるし……特にアイツ真依とかいう真希さんのでがらし、｣
が真依……その名に西宮の顔つきは変わった。
｢はあ？｣
｢はあ？じゃねえよ……ペッパー君でももうちょいまともなレスポンスするわよ？あぁそういや……｣
なんだ……怒れんじゃん……だが、釘崎の心にも同じ感情が込み上げていた。
｢そっちのメンバーにも居たわねペッパーくん｣
｢スクラップにして不法投棄しようかしら！｣
お前らは知らないだろう。
同い年で、同じ様に生きてるはずのあいつが
どんな顔で笑うのか……誰よりも重いものを背負ったんだ。前に釘崎は少し
彼女に聞いた事があった。
多分あの時、離れる事を知っての思い出作りだったんだろう。勘のいい彼女だ。
ある日からあいつは、何度か授業や任務がない日に3人で出かけようという提案をする事が多くなった。
見透かしたように笑って、気を使って生きるあいつなりの配慮だったんだろう。
今は思う。また会いたい思いをのせたあの時のあいつなりのメッセージ……だから、伏黒の言った事を信じた。
あいつは誰よりも強くて優しいお人好しだから
『ねえ？あんた
なんで呪いなんか食べたのよ？』
『え？どうしたの？野薔薇ちゃん急に』
『まえ私に聞いたわよね?なんで呪術師になったのって、普通あんたみたいな奴は呪いなんかすぐ渡しそうだからね……』
興味本意だった。普通に生きてそうな善人がなんでそんな事をしたのか…なんで
誰もが嫌がる呪いを迷わず、口に入れて
他人ばかりを構うのか
重圧をあいつが感じてないはずなんかないんだ。
『あははっ…んーそうだなあ…怖かったんだよ伏黒くんや友達が死んじゃうの……それに、あの時私には家族がもういなかったからね？』
『きっと皆にはいるから……』
知らないだろ悲しくそう笑いながら、あいつはいつも他人を生かそうとしてる事を。
少年院の時だって……
あいつは私の命を助けようとした。
釘崎の雰囲気に一緒に来ていたパンダは恐怖を感じ後ずさる。
すると、林の向こうで何かが光パンダに当たった。
107章、京都姉妹校交流会団体戦→←105章、烏を欺き相手を見る。
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雨霧(プロフ) - ミツさん» あけましておめでとうございます！今年もよろしくお願いいたします♡ (1月6日 20時) (
レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - 明けまして、おめでとうございます！今年もよろしくお願いします！今年の更新、ありがとう･:*+.\(( °ω° ))/.:+伏黒がとうとう、ヒロインちゃんのこと意識して良かった(^o^)五条先生もヒロインちゃんLOVEなので、これからが楽しみ(⌒▽⌒)更新、楽しみに待ってます！ (1月6日 20時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - プスメラウィッチさん» ありがとうござます！今まとめてあげるために書いてますのでお待ちを！！ (1月4日 20時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 続きの更新頑張って下さいね😆応援しています。 (1月4日 9時) (レス) id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - うさぎさん» なんと?!ありがとうございます( ´◔‸◔`) (12月16日 9時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨霧 | 作成日時：2023年11月25日 12時
