105章、烏を欺き相手を見る。 ページ8
そして、落ちた西宮の方は、パンダと釘崎が戦う事になった。
｢｢西宮ちゃんあそぼー！｣｣
落ちた木を蹴りながら言う姿はまさにチンピラにしか見えない。
虎杖悠里は東堂の攻撃を避けながら的確に
技を入れていく。東堂もまたすかさず攻撃をし続けた。だが、東堂は彼女が本気でないことにすぐに気づく。
｢マイハニー……なんで力を使わないんだ……なぜ！！呪力をおくらしてまで攻撃をする！！｣
東堂の言葉に彼女は顔を歪めた。
｢やっぱりバレちゃうか…っ困りましたね…｣
｢なぜ！幼馴染である俺に手を抜くんだ！！やっぱり俺が心配なのか?!｣
相手の言動からすると、
おそらく不思議な記憶を少年の話通り
見たのだろう。
だが、彼女が警戒してるのは東堂ではない。
こちらを見つめるカラスの方だ。
視覚共有もしてるなら、探りか否かだ。
なら……ちょっとだけ
欺いてあげよう……
彼女はそうカラスに向け笑う。
｢そうですね！
ちょっと本気出さなきゃ皆本気なのに失礼ですもんね！｣
｢そうだ！それでこそマイハニー！！｣
｢術式…天……神陰｣
彼女は東堂以外のものに術式がバレないよう
に力を隠す。
｢なんだ？何をした？｣
｢私の術式を東堂先輩にだけ見えるようにしました。私の術式はバレちゃいけないので｣
｢ほう？発動条件か何かか？｣
｢違います………｣
｢なら何故隠す?｣
東堂の言葉に彼女は悲しげに笑った。
｢私が皆といるためです｣
その笑みに目を見開く東堂
｢お前……｣
彼女はそう話し近くにあった枝を拾いそれに触れる。
その瞬間東堂が感じた呪力は確かに微々たるものだった。が、東堂は彼女の力が特級クラスである事を悟る。
なるほど……五条悟が隠すわけだ……
｢術式……天参…天與｣
｢ほう？枝で俺に勝てるとでも？｣
｢この呪力量なら枝で十分です｣
彼女は東堂に微笑み枝を木にむけふる
すると、木は一瞬にして切り裂かれた。
｢！｣
｢天の参……私の術式は他に6つ使い道がはあるけど、この術式は対象の物体生物に術を付与して強化することができるまあ、ゲームのバフみたいなやつです。｣、
｢それ以外の使い道もあるんだけど…今日は使いません…｣
｢あなたはまっすぐな人です。
だから、失礼のないように少しだけ本気出させて頂きます！｣
｢最高だ！！それでこそマイハニー！！なら、俺も手加減はしない！！死ぬなよ！｣
｢お互い様です！！｣
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雨霧(プロフ) - ミツさん» あけましておめでとうございます！今年もよろしくお願いいたします♡ (1月6日 20時) (
レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - 明けまして、おめでとうございます！今年もよろしくお願いします！今年の更新、ありがとう･:*+.\(( °ω° ))/.:+伏黒がとうとう、ヒロインちゃんのこと意識して良かった(^o^)五条先生もヒロインちゃんLOVEなので、これからが楽しみ(⌒▽⌒)更新、楽しみに待ってます！ (1月6日 20時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - プスメラウィッチさん» ありがとうござます！今まとめてあげるために書いてますのでお待ちを！！ (1月4日 20時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 続きの更新頑張って下さいね😆応援しています。 (1月4日 9時) (レス) id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - うさぎさん» なんと?!ありがとうございます( ´◔‸◔`) (12月16日 9時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨霧 | 作成日時：2023年11月25日 12時
