104章、鳴り響く柏手 ページ7
｢来るって思ってましたよ。｣
彼女の言葉に京都校一同が黙って攻撃を仕掛ける。
まず真依が笑いながらに銃撃を入れる。
だが、彼等は彼女の力を見くびっているのだろう。まあ、登録上はなんもゆかりもない非術師が呪いを食べたとかになっているのだろう。
でも、彼女は普通じゃない、彼女はその銃撃を華麗に交わし、真依に近く。
｢な？！｣
｢あれ？驚いてます？殺しに来たのでしょう？？なら｣
妖艶に笑い彼女はこう彼らに告げる。
｢それ相応の覚悟で来たんでしょう？｣
真依から離れ彼女はとりあえず逃げる避けるを繰り返す。
シン・陰流……簡易領域
三輪が今度は彼女に持っていた刀を構えるが
彼女にはそんなの意味は無かった。
気づいたら彼女は三輪の後ろに立っていた。
｢すみません！私に居合は通じませんよ?｣
一瞬の攻撃を全てよけ、彼女は中心に立ち
彼等にため息を漏らし呆れ顔にこう言った。
｢執拗いですねあなたがた…だんまりで全くお話すらしてくれませんし……悲しいです｣
彼女の内心はいつも過去の記憶からできている。何人もの人間に狙われ、命を奪われようとしていた彼女にとって、こんな人数相手は痛くも痒くもないのだ。
｢命を狙われたら……使えでしたね……｣
五条の言葉を思い出し、彼女が呪力を少しだけ込めようとした時だ。
柏手が鳴り、彼女と加茂の位置が入れ替わったのは……
虎杖の術式？いや東堂のか！
加茂がそう理解した瞬間東堂は加茂に向かい
拳を振りかざした。
｢おい！言ったよな？邪魔をすれば殺すと｣
｢違うなオマエは指図すれば殺すと言った｣
｢同じ事だ帰れ！！｣
東堂の威圧的な態度に他の生徒が離れていく。
｢ちゃんと……殺せよ｣
加茂の深い言葉に東堂は言った。
｢それは虎杖次第だなんせ俺は親友がたとえ女であっても手加減するような野暮な漢ではないからな！！｣
東堂と悠里が本格的に戦いを始める中
他京都生徒は、グダグダに遅いスタートをきる。西宮はそれを呆れ顔に見つめるが
伏黒の鵺によって空から地に落とされた。
それに気づきメカ丸、真依を加茂が西宮の方へ送ると、森の木々の間から
伏黒、真希が加茂たちの足を止めた。
｢加茂さんアンタら虎杖殺すつもりですか？｣
伏黒の言葉に加茂は口を開く訳もなく
ただ笑った。｢その通りだ……と言ったら?｣
｢失敗したんですね……虎杖がこの短時間でやられるわけない……｣
｢殺す理由がない……｣
｢あるでしょ？上や御三家ならいくらでも｣
105章、烏を欺き相手を見る。→←103章、昔馴染み東堂くん?！
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雨霧(プロフ) - ミツさん» あけましておめでとうございます！今年もよろしくお願いいたします♡ (1月6日 20時) (
レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - 明けまして、おめでとうございます！今年もよろしくお願いします！今年の更新、ありがとう･:*+.\(( °ω° ))/.:+伏黒がとうとう、ヒロインちゃんのこと意識して良かった(^o^)五条先生もヒロインちゃんLOVEなので、これからが楽しみ(⌒▽⌒)更新、楽しみに待ってます！ (1月6日 20時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - プスメラウィッチさん» ありがとうござます！今まとめてあげるために書いてますのでお待ちを！！ (1月4日 20時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 続きの更新頑張って下さいね😆応援しています。 (1月4日 9時) (レス) id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - うさぎさん» なんと?!ありがとうございます( ´◔‸◔`) (12月16日 9時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨霧 | 作成日時：2023年11月25日 12時
