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128章、事情聴取 ページ31

「新田さん
今回のアタリですよ!」

「なんでッスか?何も無かったんッスよね」

「はい、でも、八十八橋に行った人が必ずその呪いの餌食になってるんでしょ?」

「しかも、致死率は100パーセント」

「呪いは本来その場所に留まるのが多いですが…移動するみたいなのがまれにいるみたいですし…」

「まあ!飛んでみても何も無いので飛ぶ事は
鍵ではないんですが…
他が原因なのでしょう……ここからは全て勘です」

「え?!あのビニールヒモで飛んだんッスか?!」

「はい!」

彼女達がそんな話をしていると、
1台の自転車が急ぎにこちらに向かってくる。昨日中学校であった不良の1人が何やら不安そうにこちらを見つめる少女を乗せている。

「あぁ!!いたー!良かった!伏黒さん!」

「八十八橋って言ってたから本っ当良かった!」

少女を見て伏黒は知り合いなのか
その少女の名を呟く。

「藤沼?」

彼女は伏黒と同級生であり、不良の姉であった。どうやら、彼から八十八橋と先日亡くなった森下について調べていると聞いて、関係が気になり急ぎできたようだ。
関係ないと否定しようと伏黒が口を開くと、
思い詰めたように藤沼が言った。

「私…行ってるの中2の時夜の八十八橋に…」

藤沼の言葉にすぐ新田はかけより笑う。

「最近、お家で変な事ないっスか?家族の中で自分だけ感じる違和感とか!」

違和感は、ほかの人と同じように、何故か
家族でやっているアンテナショップの自動ドアが開けっ放しになっているという話だ。
彼女は話を聞いたり話したりするに連れ
どんどん顔色が青くなっていた。
誰と一緒に言ったのか釘崎が聞くと明らかに怯えた様子である。藤沼の反応に新田が何かを考えると
藤沼の前で明るくOKサインを手で出す。

「あのやっぱり何か関係が…」

「自動ドアとはねでも、森下さんが亡くなったのには関係ないッスよ!」

「私の大学のレポートを伏黒君達に手伝ってもらってるんス」

「心霊スポットにおける電磁波と電化製品への影響ゲロだるいッス!!」

新田の明るさは藤沼を安心させるには
十分の働きがあった。
嘘をつくなら助けなければ、
内心で新田がそんなことを考えると、
ほっとした顔の藤沼
が、次の藤沼の言葉に一瞬でその場は氷ついた。

「肝試しに行ったのは…部活の先輩2人…そうだ伏黒くんあの時、津美紀さんも一緒にいたよ」

129章、背中を押す少女→←127章、姫と特級呪物



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作品ジャンル:アニメ
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雨霧(プロフ) - ミツさん» あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします♡ (1月6日 20時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - 明けまして、おめでとうございます!今年もよろしくお願いします!今年の更新、ありがとう・:*+.\(( °ω° ))/.:+伏黒がとうとう、ヒロインちゃんのこと意識して良かった(^o^)五条先生もヒロインちゃんLOVEなので、これからが楽しみ(⌒▽⌒)更新、楽しみに待ってます! (1月6日 20時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - プスメラウィッチさん» ありがとうござます!今まとめてあげるために書いてますのでお待ちを!! (1月4日 20時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 続きの更新頑張って下さいね😆応援しています。 (1月4日 9時) (レス) id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - うさぎさん» なんと?!ありがとうございます( ´◔‸◔`) (12月16日 9時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨霧 | 作成日時:2023年11月25日 12時

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