116章、帳が上がるまで ページ19
帳が上がる前、五条以外に入れる呪術師達は生徒の安否を確認すべく既に帳中に入っていた。
帳に入り、すぐさま楽巌寺と歌姫の前には
ニヤニヤと笑いながらこちらを見つめる
エプロン姿の呪詛師がいた。
恐らく、その近くにある杭は帳の要
それをやれば五条を中に入れさすことができる。
だが、ここで2人道草するわけに行かず
楽巌寺は歌姫を先にいかせ
ギターを構えた。
ギターを片手に立つその姿は老体とは思えないほどの強い力を放っている。
一方歌姫は楽巌寺の指示の元
生徒の安否を確認すべく走っている際
何者かに切り掛かられた。
帳の効果は何度も言うが五条悟以外の人間の入室は許可されるものであり、西宮達は狗巻らを連れ家入がみており、三輪は冥冥が見つけ保護をしているらしく。安心的状況だった。
それと同じく歌姫はその瞬間
高専内に内通者がいるのは明らかだと確信を得た。
｢あれ？絶対斬ったと思ったのにこれだから俺は、｣
男は奇妙な刀を所有しており、ヘラヘラと笑い
歌姫を狙い続ける。
｢鞣造が作ってくれたんだ……｣
鞣造とはあのエプロンをした呪詛師の事だろう。
男は楽しげだった。人を殺すことに快感を得ているようなそんな雰囲気があり、
｢ねぇお姉さんは俺に何をくれるの？｣
男の問に歌姫が警戒を強めると後ろから2人の人物が歩いてきた。
｢てめぇモテないだろ……出会い頭に自分の話ばかり、金とんぞ……こら｣
｢あんたのどこに金とれるだけの聞き手の器量があんのよ｣
仲が悪く現れたのは釘崎と真依の2人だ。
2人の登場に歌姫のえみがこぼれる。
そんな3人を見て、男は何故か残念そうに眉を下げる。
｢モテモテなのは嬉しいけど……見たかったなあお姫様……｣
｢姫？｣
｢え！もしかして、知らないの?!いるでしょ
全てを与えてくれる最高の呪いの姫がさあ！！｣
男は狂気的に姫を思う。呪いの姫については分からない彼女達だが、合わせてはいけないと瞬時に考え、
応戦しようとした。
だが、楽巌寺が杭を壊し見事帳が上がってしまう。
彼等にとって、それはゲームオーバーだった。
五条悟が入れるからだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 300人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雨霧(プロフ) - ミツさん» あけましておめでとうございます！今年もよろしくお願いいたします♡ (1月6日 20時) (
レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - 明けまして、おめでとうございます！今年もよろしくお願いします！今年の更新、ありがとう･:*+.\(( °ω° ))/.:+伏黒がとうとう、ヒロインちゃんのこと意識して良かった(^o^)五条先生もヒロインちゃんLOVEなので、これからが楽しみ(⌒▽⌒)更新、楽しみに待ってます！ (1月6日 20時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - プスメラウィッチさん» ありがとうござます！今まとめてあげるために書いてますのでお待ちを！！ (1月4日 20時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 続きの更新頑張って下さいね😆応援しています。 (1月4日 9時) (レス) id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - うさぎさん» なんと?!ありがとうございます( ´◔‸◔`) (12月16日 9時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雨霧 | 作成日時：2023年11月25日 12時
