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111章、曲げれぬ者 ページ14

誰の死期も見えていなかったからまだ安心と言える。
さて、私も東堂さんと戦ってる場合じゃない
よからぬものがうろついている

「東堂先輩!……」

「なんだハニー」

「戦っている最中なのですが……森によくないのが紛れ込んでますあの!」

「そうか!終わったら共に退治しに行こうな!」

うわぁこれ絶対話聞いてないよね…そうだよね
わかってるんだけど…
なら、誘導するしかないな
彼女は何かを考え術式を使い
気づかれないように場所を徐々に呪力の濃い方へ移動する事にする。
ただ…私の身体がどこまで持つかなんだけど……
何とかしないとだよね……
彼女はそう拳を握った。
彼女が何かの存在を感じる中、
伏黒VS加茂の戦いも白熱の中にあった。
両者共に御三家の伝統ある術式をつぐ二人であった。加茂は赤血操術自身の血を操る
術式、そして伏黒は十種影法術、影を媒体とした術式と十種類の式神を操るもの
加茂は何処かで伏黒にシンパシーを感じていた。

「私は虎杖 悠里を殺すつもりだ……」

「楽巌寺学長の指示ですか?」

「いや私個人の判断だ」

加茂は加茂家の嫡男では無かった。
だが、御三家の1つ加茂家は代々受け継がれる術式を持つ加茂を嫡男次期当主として据えた
代わりに術式のない母親を加茂家は蔑ろにし続け追い出した。

「それが御三家加茂家の人間として正しい判断だと思っている。」

「君にも理解出来るはずだ……」
「君と私は同類だ。」

加茂の言葉に伏黒は口を開く。

「違います」

「違くない!」

「そういう話は真希さんにしてください俺にはもう禪院家との繋がりはありませんよ」

伏黒は姉と悠里の笑顔を思い出し拳に力を
入れる。

「それに俺は自分が正しいなんて思ってないです」

「いやスミマセン違いますね」

「俺は自分が正しとか間違ってるとかどうでもいいんです」

「ただ俺は自分の良心を信じてる」

「自分の良心に従って人を助けるそれを否定されたら後は……呪いあうしかないですよね?」

その瞬間伏黒の呪力の波が一気に濃くなった。
両者負ける訳には行かない戦いなのだ。

伏黒も呪力を食う量が多いためあまりつかないようにしている奥の手の式神の1つ
調伏仕立ての式神満象をだし
加茂を満象の鼻からでた水の圧力で建物外に引きづりおそろす。


加茂もまたストックの血を投げ応戦した時だ。
様々な樹木が勢いよく彼等を襲おうとしたのは

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作品ジャンル:アニメ
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雨霧(プロフ) - ミツさん» あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします♡ (1月6日 20時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - 明けまして、おめでとうございます!今年もよろしくお願いします!今年の更新、ありがとう・:*+.\(( °ω° ))/.:+伏黒がとうとう、ヒロインちゃんのこと意識して良かった(^o^)五条先生もヒロインちゃんLOVEなので、これからが楽しみ(⌒▽⌒)更新、楽しみに待ってます! (1月6日 20時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - プスメラウィッチさん» ありがとうござます!今まとめてあげるために書いてますのでお待ちを!! (1月4日 20時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 続きの更新頑張って下さいね😆応援しています。 (1月4日 9時) (レス) id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - うさぎさん» なんと?!ありがとうございます( ´◔‸◔`) (12月16日 9時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨霧 | 作成日時:2023年11月25日 12時

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