110章、姉妹 ページ13
謎の守護により助かった釘崎だが、身体の負傷が激しくその後すぐに棄権となる。
そして真依の前には姉である真希が立っていた。
｢なんだよ？仲間呼ばねーの？｣
｢楽しみ方って色々あるでしょ？皆でボコボコにするより1人で楽しみたいの！アンタは！｣
｢お姉さんって呼べよ妹｣
2人は拗らせた双子だ。本来であれば仲良しで笑いあっていたかもしれない。
だが、姉には呪力がない代わりに身体能力が以上に備わっていた。
一方妹は姉に置いてかれ、呪術師を目指すしか無かったのだろう。酷い家で一人は寂しいものだ。
真希について戦う前、釘崎は悠里に聞いていた。
『あんた真希さんの事どう思う？』
釘崎の問に彼女はにこやかに笑うと
真希をみてこう言った。
『強いんじゃないかな……多分これからもっと強い呪術師になる人だと思うよ』
『でも、真希さん4級なの……』
釘崎がそう下を向くと彼女は何かを知るようにこう続けた。
『大丈夫だよ……すぐ上がるだろうから』
『はあ？家が邪魔してるのに？』
『だって、そんなの跳ね返せるくらい強いから出てきたんでしょ？真希さん』
あって数時間の少女だが、真希は内心少しだけ嬉しかったんだろう。
思い出し笑いを浮かべながら、真希は真依と戦いを始める。
戦えば嫌というど真依の中で実力差を感じていく。そして、過去の思い出もだ。
一緒に落ちぶれてくれれば良かったのに……
だが、それは叶わない……
だって姉はまっすぐだから、
呪術師において双子は悲しい者らしい。
いつの時代も、世界もこの手の話はごまんとある。
彼女は東堂と戦いながら、今戦っているであろう。真依と真希について考えていた。
少年から聞いた話や周りから聞いた話によると
かなり酷い家で育っている2人だ。その苦労を分かるものどうし仲良くすればいいのに、
人間は常に力や知力を欲したがるものだ。
仲良くなれないのは当然なのだろう。
ただ、これから和解できる日は必ず来るはずなんだ……だから、
本当は仲のいい姉妹だったはずなのにね
子は家を選べない。
本当につくづく……過去がチラついて嫌になった。
けどあの人達には幸せになって欲しいだから、
その時が来た時、私はあなた方に力を貸したいと思うんだ。
手を見つめ彼女は顔を歪める
力を使うたんびに苦しみは押し寄せる。
頼めるなら早く終わらせたい。
彼女はそう思いながらも呪霊達の動きを確認し続けていた。
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雨霧(プロフ) - ミツさん» あけましておめでとうございます！今年もよろしくお願いいたします♡ (1月6日 20時) (
レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - 明けまして、おめでとうございます！今年もよろしくお願いします！今年の更新、ありがとう･:*+.\(( °ω° ))/.:+伏黒がとうとう、ヒロインちゃんのこと意識して良かった(^o^)五条先生もヒロインちゃんLOVEなので、これからが楽しみ(⌒▽⌒)更新、楽しみに待ってます！ (1月6日 20時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - プスメラウィッチさん» ありがとうござます！今まとめてあげるために書いてますのでお待ちを！！ (1月4日 20時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 続きの更新頑張って下さいね😆応援しています。 (1月4日 9時) (レス) id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - うさぎさん» なんと?!ありがとうございます( ´◔‸◔`) (12月16日 9時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨霧 | 作成日時：2023年11月25日 12時
