56章、呪いの思惑と友と交流会 ページ9
とあるマンションの一室
扉を開けると、穏やかな海が広がっていた。
そこに入るのは紛れもない夏油傑だ。
夏油は楽しげな足取りでとある人物？に話しかける。
｢随分と穏やかな領域だね？｣
｢漏瑚はどうした夏油？｣
｢瀕死……花御が助けに入ったから大丈夫じゃないかな？私は姫を見に行ってきただけだしね？｣
夏油の余裕の声に相手の者は笑った。
｢無責任だなあ？君が焚き付けたんだろ？えぇーいいなオレも早く悠里に会いたいよ｣
｢あ、噂をすれば！漏瑚……花御無事で何より｣
名を呼ばれ扉にたつふたりは、先程
悠里と五条があった呪霊2人。
｢どこをどう見て言っている！｣
首だけになった彼はそう夏油と話す長髪にツギハギの身体をした男に叫んだ。
そんな会話の中夏油が嫌な笑みを浮かべている。
｢それで済んだだけましだろ？姫とも話せて良かったじゃん！｣
｢これでわかったと思うけど五条悟は然るべき時然るべき場所｣
｢こちらのアドバンテージを確立した上で封印に臨む｣
｢姫も絶対奪うあの子は元々……私……達のだからね？｣
｢決行は10月31日渋谷詳細は追って連絡するよ？……いいね？真人｣
真人、そう呼ばれたツギハギの男は
楽しげに嬉しげに1枚の写真を出し撫でる。
｢異論はないよ狡猾に行こう……呪いらしく人間らしく｣
｢それと、すごい綺麗になったんだろうね？
俺達のかわいいかわいいお姫様は！｣
｢楽しみだなあ……ずっと俺達が守って来たんだ！人間なんかに……宿儺なんかに渡してやらない……｣
狂気的に1人の少女に呪い達は思いをはせていく。
呪い達の計画など知らず彼等の時間は進んでいた。
そして彼女が消えた呪術高専でも、
3年、2年の強い先輩不在の中、1年を入れて
京都にある姉妹校との交流会の準備が行われていた。
自販機でぶつくさいいながら釘崎と伏黒が飲み物を買う。無き少女を思いながら
彼等もまた進んでいく。
｢自販機もうちょい増やしてくんないかしら！｣
｢つーか……本当にあいつ生きてると思う？｣
｢無理だろ？入れる業者も限られてるしな｣
｢生きてるはずだ……宿儺は殺すつもりなさそうだったからな……多分五条先生が隠してる｣
2人は信じていた。彼女が生きている事を
だから、彼女が強くなるまで自身達も強くなるために交流会に参加するのだ。
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雨霧(プロフ) - ミツさん» 素敵なコメントありがとうございますじゃんじゃん頑張りますのでお楽しみに( *˙ω˙*)و ｸﾞｯ! (10月23日 16時) (
レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - ありがとう！！沢山の更新があって、私は嬉しさと涙でいっぱいでっす（ ; ; ）七海さん、かっこいいでっす（≧∇≦）順平、真人も出てきたので、物語が面白くなります(^^)雨霧様のオリジナルは素晴らしいので何度も読み返してしまいます(^^)いつも楽しみに待ってます！ (10月23日 14時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - プスメラウィッチさん» わあ！！嬉しい頑張ります (10月20日 11時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 雨霧さん、初めまして、続き頑張って下さい😆応援しています。 (10月20日 10時) (レス) id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます😭頑張ります (10月11日 8時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨霧 | 作成日時：2023年10月11日 5時
