50章、最強術師と呪霊姫 ページ3
嫌な夢を見た。昔の夢だ。
昔と言っても前世だ。
目を開けると、先程とは違いラフな格好の五条がそこにいはいた。
結構寝すぎた？
彼女がそう思っていると、彼が気づき彼女を抱きしめる。
「先生？」
突然の事に彼女は目を丸くする。
「良かった……悠里中々起きないから」
「あ、はい」
「さっきはごめんね？」
「い、いえ」
彼女は彼の雰囲気の違いに
少しの歯がゆさを感じた。
彼は彼女の頭をワシャリと撫でいう。
「悠里……」
「なんですか？」
「君はね……僕の大切な生徒の1人だよ」
「はい……」
「だから、またあんな風に消えて欲しくないんだ」
五条の目は真剣そのもの、彼女は彼の目に
彼に応えてあげれない自分に嫌気がさした。
「だから、今は使わなくてもいい……でも僕らはね、君を知らなきゃいけないんだよ」
「君は沢山なにかを背負ってるだろ？」
「さらに死んでる時宿儺となにか話したね」
彼女はやはり隠し事は目の前の教師には難しいそう思った。彼女は宿儺と賭けをした。
さらに言えば恐らく何やら契約もかわされているだろう。覚えていないが、多分そうだ
「話しました……ちょっとした賭けを」
「賭け？」
「今はまだ言えませんが……大きな賭けです」
彼女は悲しげだった。
「君は1人で頑張って来たんだろ？
だけど……少しでいいんだ……君はまだ子供で僕らは君を守る義務がある。」
「だから君も力を少しでもいい解放してくれないかな大丈夫僕がついてる……」
五条の手は優しかった。彼女はその手に無き友人を重ねていく。
「っ……先生も皆も優しくて……意地悪ですね傑さんそっくり」
彼女の言葉に五条は笑う。
「だって、僕と傑は親友だからね？」
「私がっ力使えないの知ってて言ってる所が特に似てて意地悪ですっ」
「あははっで？少しだけ力使う気になってくれた？」
その問いに今度は彼女が五条に顔を近づけ言った。
「仕方ないですね本当に少しだけです」
五条はそう話す彼女を見て
何を思ったのか自身の方へ引き寄せた。
「っ?!なんです」
「悠里……君は本当に鈍いよね」
「へっ?!」
「まあ、そこがいいんだけど、ただ男にこんなほいほい、近づいちゃダメだよ？」
「は、はい、」
そして、再び抱きしめると、何かに見せつけるように五条は彼女の首にキスをした。
51章、最強呪術師は狙われる→←49章、最強呪術師と呪いの王
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雨霧(プロフ) - ミツさん» 素敵なコメントありがとうございますじゃんじゃん頑張りますのでお楽しみに( *˙ω˙*)و ｸﾞｯ! (10月23日 16時) (
レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - ありがとう！！沢山の更新があって、私は嬉しさと涙でいっぱいでっす（ ; ; ）七海さん、かっこいいでっす（≧∇≦）順平、真人も出てきたので、物語が面白くなります(^^)雨霧様のオリジナルは素晴らしいので何度も読み返してしまいます(^^)いつも楽しみに待ってます！ (10月23日 14時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - プスメラウィッチさん» わあ！！嬉しい頑張ります (10月20日 11時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 雨霧さん、初めまして、続き頑張って下さい😆応援しています。 (10月20日 10時) (レス) id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます😭頑張ります (10月11日 8時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨霧 | 作成日時：2023年10月11日 5時
