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61章、脱サラ呪術師と呪霊姫 ページ14

凄惨な現場……そして私はこれから
命の選択をしなければならない。
そろそろ会うのだろう少年が救えなかった
少年に……だが、私は彼のように優しくない…

事は数時間前に遡る
彼女は五条に誘われある人物を紹介された。
白いスーツに身を包み七三分けのその男は
不機嫌そうにそこにたっていた。

「今回、僕は引率できなくてね?でも安心して?信用出来る後輩呼んだから」

彼がその後輩らしく彼は五条に肩を組まれ
顔を顰めていた。

「脱サラ呪術師の七海建人くんでーす!」

「その言い方やめてください」

「呪術師って変なやつ多いけどコイツは会社勤めてただけあってしっかりしてんだよね」

「他の方もアナタには言われたくないでしょうね」

彼女は2人の会話に苦笑いを浮かべていると
七海が彼女に挨拶する。

「まずは、挨拶でしょう初めまして虎杖さん」

頭を礼儀正しく言う七海に彼女も礼儀正しく挨拶した。

「初めまして、虎杖悠里ですよろしくお願いします「私が高専で学び気づいた事は呪術師はクソという事です!」

「そして、一般企業で働き気づいた事は
労働はクソという事です!」

七海の話に彼女は少年から
聞いていた通りの彼に思わず笑みがこぼれた。

「ふふっ……」

「何かおかしいとこでも?」

「いえ、すみません七海さんは本当にしっかりしてる人だなあとそう思っただけです。それが七海さんが呪術師に戻った理由ですか?」

「はい…まあ同じクソならより適正のある方をと思っただけです」

「虎杖さん私と五条さんが同じ考えとは思わないでください……私はこの人を信用しているし信頼している……」

「でも尊敬はしていません!」

「あぁん?!」

仲がいいのか悪いのか、そんな2人の姿に
彼女はからかうようにこう言った。

「仲良しなんですね?」

「違います……上のやり口は嫌いですが私はあくまで規定側です……話が長くなりましたね?」

そこまで話し、七海の顔つきは変わる
身につけているサングラスの奥は彼女を否定しているようだった。

「要するに私もアナタを呪術師として認めていない」

「宿儺という爆弾を抱えていても己は有用であるとそう示すことに尽力ください」

彼の言葉に五条が口を出さないのは、彼の言っていることが周りが彼女に抱いている事だからだ。
でも、彼女はそんな七海に不敵な笑みを浮かべこう言った。

「認めてくれなくてもいいんです」

62章、彼女の感じた違和感→←60章、出会いの歯車



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設定タグ:成り代わり , 呪術廻戦 , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
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雨霧(プロフ) - ミツさん» 素敵なコメントありがとうございますじゃんじゃん頑張りますのでお楽しみに( *˙ω˙*)و グッ! (10月23日 16時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - ありがとう!!沢山の更新があって、私は嬉しさと涙でいっぱいでっす( ; ; )七海さん、かっこいいでっす(≧∇≦)順平、真人も出てきたので、物語が面白くなります(^^)雨霧様のオリジナルは素晴らしいので何度も読み返してしまいます(^^)いつも楽しみに待ってます! (10月23日 14時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - プスメラウィッチさん» わあ!!嬉しい頑張ります (10月20日 11時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 雨霧さん、初めまして、続き頑張って下さい😆応援しています。 (10月20日 10時) (レス) id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます😭頑張ります (10月11日 8時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨霧 | 作成日時:2023年10月11日 5時

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