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49章、最強呪術師と呪いの王 ページ2

彼女は五条に連れられ地下に入る。そこにはテレビやソファーがおかれ誰かが住んでるような生活感があった。
彼女は何故そんな場所に連れてこられたのか分からず首を傾げていると
五条は彼女に詰め寄った。

「さあて、ここなら誰もいないし、
監視は僕しかいない。担当直入に言うよ悠里」

「ッ…」

「何をそんなに怯えてるの?」

五条の言葉に圧に
彼女の顔が明らかに変わった。

「前にも聞いたね…君は何者?」

「な、なにとは…」

「悠里…君何か僕らに隠してるでしょ?」

五条も普段のヘラヘラとした雰囲気とはかけ離れた鋭い圧を彼女に向け、低い声で彼女に質問をする。
彼女は逃げようと後ろに後ずさった。
言えない…これから先を知ってる事なんて
でも、きっと、目の前のこの人は
気づいてる。私の力を…異常な私の呪力量に…
すると、五条が彼女の前で目隠しをとった。

「君の呪力量は普通じゃないんだよ…ねえ?君は本当は呪術が使えるだろう?誰から教わった?」

彼女の手をつかみ彼は探るように彼女を見下ろす。

「なんで逃げるの?悠里応えて?…てっ悠里?」

五条は目を見開く。その時見た表情があまりに苦しげだっからだ。今まで笑顔ばかりだった少女が嘘のように
大人びた彼女の雰囲気はそこには無い。

やだ、やだ、やめて…私の心に触れないで…
その目を向けないでっやめてっ
彼女の中に昔の記憶がフラッシュバックする
何度も何人もにずっと向けられたあの時の目によく似ている。

「やめて…やめっ」

「悠里…ごめんね…悠里?」

「ごめんなさいッ…ごめんなさいッ」

彼女は涙を流しその目に光はない。
そして、彼女はそのまま力が抜けたように五条の方へ倒れ込んだ。
すると、彼女の頬が楽しげに口を開く。

「ケヒヒッ…そいつにそのやり方は逆効果だぞ?」

「やあ、宿儺…どうやら、そうみたいだね?
少し君とも話して見たかったんだ。
君の仕業だろこの子の首の印」

「ケヒヒッそうだと言ったら?」

「この子に何をした?」

宿儺は明らかに声色を変えた五条に
ニヤニヤと口と目を開けながら言った。

「お前達が遅すぎたのだ!この娘はケヒヒッいずれ俺のものになる!」

「させないよこの子の身体はこの子のものだ…」

「ケヒヒッ…お前達人間がこの娘について知った時…果たしてそんな事がいえるか見ものだなあ!!」

宿儺がそのまま黙ると、彼女を姫抱きにして五条はソファーに寝かす。そして、こう呟いた。

「悠里…君は一体ッ…」

50章、最強術師と呪霊姫→←48章、誰も知らない彼女の仮面



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設定タグ:成り代わり , 呪術廻戦 , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
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雨霧(プロフ) - ミツさん» 素敵なコメントありがとうございますじゃんじゃん頑張りますのでお楽しみに( *˙ω˙*)و グッ! (10月23日 16時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - ありがとう!!沢山の更新があって、私は嬉しさと涙でいっぱいでっす( ; ; )七海さん、かっこいいでっす(≧∇≦)順平、真人も出てきたので、物語が面白くなります(^^)雨霧様のオリジナルは素晴らしいので何度も読み返してしまいます(^^)いつも楽しみに待ってます! (10月23日 14時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - プスメラウィッチさん» わあ!!嬉しい頑張ります (10月20日 11時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 雨霧さん、初めまして、続き頑張って下さい😆応援しています。 (10月20日 10時) (レス) id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます😭頑張ります (10月11日 8時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨霧 | 作成日時:2023年10月11日 5時

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