48章、誰も知らない彼女の仮面 ページ1
その後すぐ、彼女は服をもらい着替えると五条の前に立った。
｢その服しかないから我慢してね？｣
｢なんで…ワンピース…｣
彼女がじとりと五条を見ると
彼は構わず彼女の頭を優しく撫でる。
が、直ぐに…五条は彼女の首に印があることに気づいた。
｢悠里…その首……どうしたの？｣
｢え？何かついてますか？｣
｢……いや…少し待ってて？｣
｢？｣
五条は何かを考えるようにすぐに家入をつれ
彼女の今後について話を始める。
｢あー報告修正しないとね｣
｢いや…このままでいい｣
｢また狙われる前に…もう少しあの子に力を使わせなきゃいけない｣
｢力？あの子…何かあるの？｣
｢硝子…あの子は傑が遺した子だよ。傑と恐らく最後まで仲良くしていた子…｣
｢それって…上層部が探してた子なんじゃ…｣
｢あぁ…
だから、あの子はずっと何かを隠してる。
それに宿儺は
あの子の価値を知らなすぎると
僕らに言っていた。｣
｢あの子には僕らがまだ知りえない
何らかの因果があるはずなんだ｣
五条は彼女についてずっと調べていたが、
目立った出生など無かった。
だが、彼女の異常な呪力やうちに秘める強大な力には何らかの秘密がある。
｢だから時間が欲しい…記録上悠里は死んだままにしてくれ｣
｢んー？じゃあ虎杖がっつり匿う感じ？｣
｢いや交流会までには復学させる｣
｢なんで？｣
｢簡単な話さ…若人から青春をとりあげるなんて許されてないんだよ何人とたりともね｣
だが、彼等は知らないのだ。
虎杖悠里に関わるという本当の意味を
彼女が何故呪霊姫と呼ばれるのかを…
彼女の嘘も隠している秘密も
宿儺の爪がかかっていた事も、この時誰も知らなかった。
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雨霧(プロフ) - ミツさん» 素敵なコメントありがとうございますじゃんじゃん頑張りますのでお楽しみに( *˙ω˙*)و ｸﾞｯ! (10月23日 16時) (
レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - ありがとう！！沢山の更新があって、私は嬉しさと涙でいっぱいでっす（ ; ; ）七海さん、かっこいいでっす（≧∇≦）順平、真人も出てきたので、物語が面白くなります(^^)雨霧様のオリジナルは素晴らしいので何度も読み返してしまいます(^^)いつも楽しみに待ってます！ (10月23日 14時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - プスメラウィッチさん» わあ！！嬉しい頑張ります (10月20日 11時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 雨霧さん、初めまして、続き頑張って下さい😆応援しています。 (10月20日 10時) (レス) id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます😭頑張ります (10月11日 8時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨霧 | 作成日時：2023年10月11日 5時
