44章、また逢う日まで ページ47
宿儺は胸が高鳴る中で
伏黒は気づいた。彼女が帰ってくる事にだから、
｢俺は…あの夜お前に後悔してないって言った。｣
｢お前のような善人が死ぬのは見たくなかった。それなりに迷いはしたが…結局は我儘な感情論…｣
｢でも、それでいいんだ…俺は正義のヒーローじゃない…呪術師なんだから｣
彼の言葉に宿儺の周りに風が吹く
どうやら彼女は宿儺との賭けに勝ったようだった。
｢後悔してないなら…いいよ…君を利用するような形になったけど…やっぱり宿儺くんが気に入ると思ったんだ。｣
彼の術式が古くから伝わるものであり、
恐らく彼と宿儺の関係は…
まあ、その先は言わないでおこう。
彼女は笑いながら
伏黒の元へ近づく。本来の人間ならたっているのがおかしい状況だが、
彼女は残念ながら普通では無かった。
｢だから、君の力と君の優しさに賭けた。まあ、もう一個賭けもしてるんだけどね｣
｢さて？伏黒くん…お別れの時間だね？
改めてありがとう…
そして…野薔薇ちゃんによろしく…2人友長生きしてね？｣
彼女はそうい言うと、伏黒の方へ倒れ込む。
伏黒は彼女の動かなくなった冷たいからだを
抱きしめ唇を噛み締めた。
貴方達と再びあうその日までしばし眠りにつこう。
生きてまたあった時
笑って欲しいなんて思うのは私の我儘だ。
だから、さよなら…伏黒くん、野薔薇ちゃん
そして、雨後、
禍々しいオーラを放つもの達が
挙って集まり何やら楽しげに話を始めていた。
｢わざわざ貴重な指1本を使ってまで試す必要があったかね？宿儺の実力｣
そう1つ目を細め頭が火山の呪霊が言った。
そのまわりは木のようなものが生えた呪霊と
タコのような呪霊…
そして、紛れもない彼女の大切な友人であり死んだはずの夏油傑の姿があった。
にこやかに彼は笑いながら呪霊に言った。
｢中途半端な当て馬じゃ意味ないからね？｣
｢それなりの収穫はあったさ…まあ、さらに言えば、
僕のかわいい悠里が見れたから満足かな？｣
｢ふん！っ姫を危険に晒してまで確かめることか！！姫は我々の大切なモノだぞ！！｣
呪術師達はまだ知らなかった禍々しい物達の多いなる計画を
この時はまだ、誰も気づいていなかったんだ。
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雨霧(プロフ) - ミツさん» わあ！ありがとうございます¨頑張ります♡楽しみにしててください (10月4日 6時) (
レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - きゃ〜（≧∇≦）宿儺様、積極的で素敵〜（≧∇≦）オリジナルはこうでないと(^_−)−☆ヒロインちゃん狙われてしまい、これからどうなるか、ドキドキ♡私としては真人とどう絡ませるのか、気になります（≧∇≦）更新、楽しみにしてまっす(^o^) (10月4日 0時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - さくらさん» わああ😭嬉しいお言葉感謝です頑張ります (9月29日 12時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - とても大好きです、もっとたくさんを読みたいです!更新、いっぱい書いて頑張って下さい!楽しみに心待ちしています🌸(*´ω｀*) (9月28日 18時) (レス) id: d8650f1f20 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - ミツさん» わあ！コメントありがとうございます！これからじゃんじゃん面白くしていきますので楽しみにしててください！ (9月27日 10時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨霧 | 作成日時：2023年9月21日 4時
