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38章、嫌な予感はよく当たる ページ40

扉を開け中に入るとそこは
禍々しいオーラを放つ異様な空間とかしていた。本来であれば二階建ての建物がぐにゃりと曲げられている。
伏黒は驚いていた。
これは呪霊によるものであり、生得領域の展開だった。だが、彼が見た中でも大きくて、
伏黒はすぐに後ろを振り返る

「扉は?!」

そこには扉はなく野薔薇の顔には焦りが見えた。

「ドアが無くなってる?!なんで?!今ここから入ってきたわよね?!」

が、すぐに伏黒は冷静に戻り玉犬に命令をする。

「大丈夫だこいつが出入り口の匂いを覚えてる。」

伏黒と釘崎を余所に悠里の方は、
その先にあるとてつもない気配を察知していた。
頭が痛い……恐らく死んで取り残された受刑者の声や、
呪いの声だ。彼女は今まで聞いたことのない数の異常な声に顔色を青くする。
そんな彼女を心配してかすぐに気づいた伏黒と釘崎は駆け寄って来た。

「虎杖?大丈夫か?」
「ちょっと大丈夫?!顔色悪いわよ?!」

「ふふっ大丈夫だよ……先行こ……それにしても伏黒くんはほんとうに頼りになるね……」

だが、彼女は心配させないように笑い。
ただ優しく玉犬を撫でた。

普段から聞いてる声とは違う
何かと
彼女の中で何かがざわめいている。

あぁ……ほんとうに厄介な体質だ。

重苦しい身体を引きづりながら、
悠里達が先に進むと
そこにはむごい死体が転がっていた。

「酷いね……」

「あぁ…3人でいいんだよな?…」

それと同じく、
彼女はそんな中でかなりヤバそうな気配をひしひし感じていたんだ。
だから、その一体の死体に駆け寄り触れ
ネームをちぎった。

「虎杖?」

「伏黒くんっ……これさっ……持って帰らせて……死体はもういいんだけどさっ」

「おい?!お前顔色すごいぞ大丈夫か?!」

「頼みがあるの……」

「ちょっとほんとうに大丈夫?!」

伏黒と悠里の会話にそう少し離れた釘崎が近づいてきた時だ。
釘崎がなにかに引きづり込まれたのは……
彼女はそれを見て思わず舌打ちする。

「ちっ……遅かったか……」

だって玉犬は?!
無惨に殺された玉犬とともに
彼女と伏黒の隣で何かが笑った。

(ヒメ!ヒメ!ダヨネ)

(ヤットアエタネヒメ?!ソイツトナリノイラナイ……ヒメ?!ヒメ?!)

39章、君は生きて?→←37章、呪胎戴天



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作品ジャンル:アニメ
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雨霧(プロフ) - ミツさん» わあ!ありがとうございます¨頑張ります♡楽しみにしててください (10月4日 6時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - きゃ〜(≧∇≦)宿儺様、積極的で素敵〜(≧∇≦)オリジナルはこうでないと(^_−)−☆ヒロインちゃん狙われてしまい、これからどうなるか、ドキドキ♡私としては真人とどう絡ませるのか、気になります(≧∇≦)更新、楽しみにしてまっす(^o^) (10月4日 0時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - さくらさん» わああ😭嬉しいお言葉感謝です頑張ります (9月29日 12時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - とても大好きです、もっとたくさんを読みたいです!更新、いっぱい書いて頑張って下さい!楽しみに心待ちしています🌸(*´ω`*) (9月28日 18時) (レス) id: d8650f1f20 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - ミツさん» わあ!コメントありがとうございます!これからじゃんじゃん面白くしていきますので楽しみにしててください! (9月27日 10時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨霧 | 作成日時:2023年9月21日 4時

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