31章、女の子との任務 ページ33
「離してあげてください!」
彼女の言葉に釘崎は面白くなさそうに睨みつける。
一方助けられた男は、彼女に釘付けだった。
「き、きみ!アイドルとかモデルにならない!」
そう彼女は、人の視線も集めてしまう体質なのだ。そう言われても、彼女は釘崎と合流したら学校に帰らなきゃ行けない為、静かに断り
釘崎に言った。
「虎杖悠里ですよろしくね!野薔薇ちゃん」
「勝手に名前呼ばないでくんない?」
冷たい彼女にニコニコと悠里は、笑っていた。
そんな2人をよそに五条と伏黒も合流する。
「釘崎野薔薇……喜べ男子…これでハーレム完成ね……」
「伏黒」
短く簡潔に挨拶を交わす伏黒に野薔薇は、
悠里と彼を交互に見た。
ため息を吐き
環境に恵まれないと嘆いている。
彼女の嘆きをよそに五条は彼等に言った。
「ふふっ1年生も3人揃ったし?行くでしょ?東京観光!」
五条の言葉に先程仲良く無さげだった。
悠里と釘崎が目を輝かせる。
が、そんなのもつかの間……彼等が来たのは
禍々しいハイビルだった。
「「嘘つきいい!!」」
2人の叫びなど聞かず五条はこう言った。
「近くに大きい霊園があってね?廃ビルとのダブルパンチで呪いが発生したってわけ!」
「やっぱりお墓は出やすいんですね」
お墓よく見たしなあと悠里が考えていると
伏黒がそれを否定する。
「墓地そのものじゃなくて……墓地=怖いって思う人間の心の問題なんだ」
「なるほど」
「はあ?そんな事も知らないの?!この子」
常識だったようで釘崎は、面倒くさげに彼女を指さした。
そんな指さした彼女に伏黒が悠里にあったことを丁寧に説明する。
「飲み込んだ?!特級呪物を?!」
タダでさえ嫌われてそうなので悠里は、かなり複雑なのだが、
五条は、悠里と釘崎を呼んだ。
「きみたちが何処までできるか知りたい……ま実地試験みたいなもんだね野薔薇 、悠里2人建物内の呪いを払って来てくれ」
「よろしくね!野薔薇ちゃん」
「げっ」
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雨霧(プロフ) - ミツさん» わあ!ありがとうございます¨頑張ります♡楽しみにしててください (10月4日 6時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - きゃ〜(≧∇≦)宿儺様、積極的で素敵〜(≧∇≦)オリジナルはこうでないと(^_−)−☆ヒロインちゃん狙われてしまい、これからどうなるか、ドキドキ♡私としては真人とどう絡ませるのか、気になります(≧∇≦)更新、楽しみにしてまっす(^o^) (10月4日 0時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - さくらさん» わああ😭嬉しいお言葉感謝です頑張ります (9月29日 12時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - とても大好きです、もっとたくさんを読みたいです!更新、いっぱい書いて頑張って下さい!楽しみに心待ちしています🌸(*´ω`*) (9月28日 18時) (レス) id: d8650f1f20 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - ミツさん» わあ!コメントありがとうございます!これからじゃんじゃん面白くしていきますので楽しみにしててください! (9月27日 10時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨霧 | 作成日時:2023年9月21日 4時