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30章、制服に着飾って ページ32

宿儺に遊ばれあまり眠れなかった彼女なんて知らず、伏黒と来たのは東京原宿だ。

「ふあーあ」

「寝不足か?」

「少しね……伏黒くん…1年生は3人だけなんでしょ?少ないよね」

「呪いが見えるヤツは少ないからな」

「そっか?あれ?私が最後じゃなかった?」

「入学は、随分前に決まってたらしいぞ……
こういう学校だしな……何かしらの事情があんだろ……」

彼女が伏黒の話に首をかしげていると
五条が遅れてやって来た。
彼は彼女の姿を見ると彼女の姿を指さし笑った。

「制服間に合ったね?でもスカートは、履かなかったんだ……」

「何かあると大変ですから、動きやすいのがいいので!」

「悠里……可愛いのにもっとオシャレすれば?」

「ん?……オシャレよりお仕事です」

制服は言えばいじって貰えるらしいが、
彼女は、決まって好みはなく。なぜだかパーカーつきのさらにスカートタイプの服だった為
昨日慌ててズボンにしてもらったのだ。
理由は、さっきも言った通り動きやすいからである。

「せっかくスカートにしたのに……」

それはそれとして彼女は、東京原宿が産まれて初めて来たせいもあり、
目をキラキラさせていた。

「あ!あの……クレープ食べてきていいですか?あと!あれ」

子供のように可愛い反応の彼女に
2人は何も言え無かった。
はしゃぎながらクレープ屋に並ぶ彼女を見て伏黒が五条を見て言った。

「あいつ……あんまし外出たことないんですかね……あのはしゃぎよう……
つーか……なんで原宿なんすか」

「悠里は調べたけど……ほとんど祖父の看病か学校かバイトをしてたみたいだからね……人じゃないものもみえてたし友達ともあまり遊んだ事ないみたいだよ……原宿なのは、本人の希望」

数分して、目的の場所に行くと、
茶髪の少女が男に絡んでいた。
彼女は、嬉しげにクレープを頬張りながら
それを見つめる。

少女の名は釘崎野薔薇……
彼女と伏黒と同じ1年生になる子だ。

「私は?モデルどう?」

すごい自信があるのか
男に応えを聞こうと首根っこを掴んでいる始末。伏黒は、呆れながらに釘崎と五条を交互に見つめると、
彼女がそっと釘崎に近づいた。

31章、女の子との任務→←29章、彼女の価値



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設定タグ:成り代わり , 呪術廻戦 , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
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雨霧(プロフ) - ミツさん» わあ!ありがとうございます¨頑張ります♡楽しみにしててください (10月4日 6時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - きゃ〜(≧∇≦)宿儺様、積極的で素敵〜(≧∇≦)オリジナルはこうでないと(^_−)−☆ヒロインちゃん狙われてしまい、これからどうなるか、ドキドキ♡私としては真人とどう絡ませるのか、気になります(≧∇≦)更新、楽しみにしてまっす(^o^) (10月4日 0時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - さくらさん» わああ😭嬉しいお言葉感謝です頑張ります (9月29日 12時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - とても大好きです、もっとたくさんを読みたいです!更新、いっぱい書いて頑張って下さい!楽しみに心待ちしています🌸(*´ω`*) (9月28日 18時) (レス) id: d8650f1f20 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - ミツさん» わあ!コメントありがとうございます!これからじゃんじゃん面白くしていきますので楽しみにしててください! (9月27日 10時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨霧 | 作成日時:2023年9月21日 4時

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