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26章、彼女は呪いを利用する ページ28

「その子も呪いです?」

「呪骸……人形さ私の呪いがこもってるがね?」

人形は、彼女を攻撃しようとするが
彼女は、簡単にそれを避けた。

「なに?!」

正確には呪いが自ら彼女を避けたようだった。
彼女は夜蛾を見つめただ笑う。

「やっぱり、傑さんの言った通りですねふふっ怒ると怖い」

「傑?……君はまさか……」

夜蛾が五条を見ると彼は知らんぷりをしていた。

「まさか……夏油傑の知り合いか……」

「はい……彼の最後の見方かもしれませんよ?」


「まあ冗談は、さておき私……死に場所を探してるんですよね」


「?!」

その言葉は普通の15歳の少女の口から出るような言葉ではなく
彼女は、胸に手をあてた。

「私……昔から何かと人でないものに好かれちゃうんですよ」

「人にも同じくらい好かれちゃうんです」

「だけど……私は呪いを食べた。
祖父は、私に生きろと言ったんです」

「生きるのは、私にとっては、呪いなんですよ……こんな力好きである訳でもないし、
でも、
他人の為に命を張るヒーローって
かっこいいですよね?」

「なら、どうせ決まった死なら……処刑されてつまらなく死ぬくらいなら」

「かっこいいヒーローになりたいなってなりません?」

彼女は、飛んだイカれたやつだった。
「死んだらそれまででしょ?」

「飛んだ死にたがりだな……君はなぜそんなに」

彼女の言葉に夜蛾は、目を見開く。

「生きてる間だけは後悔したくないんです
私欲張りなのでただ単に死ぬのつまらないでしょ?」

「私は死に場所を選んでここを選びました。」

「宿儺くんを食べた先に何があるかはわかりません…けど、
私にしか出来ない事ではある。」

「私を利用したんじゃないですよ?
私が貴方達を利用するんです」


「悟……寮を案内してやれ、飛んだイカれたやつだ。呪術師に向いてるだろう」

「それから諸々の設備説明もな合格だ。ようこそ呪術高専へ」

無事入学を許可され、彼女は、寮にたどり着くと祖父の写真を飾り結紐をといた。

27章、3人目の呪術師ちゃん→←25章、彼女は飛んだイカレ娘



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設定タグ:成り代わり , 呪術廻戦 , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
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雨霧(プロフ) - ミツさん» わあ!ありがとうございます¨頑張ります♡楽しみにしててください (10月4日 6時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - きゃ〜(≧∇≦)宿儺様、積極的で素敵〜(≧∇≦)オリジナルはこうでないと(^_−)−☆ヒロインちゃん狙われてしまい、これからどうなるか、ドキドキ♡私としては真人とどう絡ませるのか、気になります(≧∇≦)更新、楽しみにしてまっす(^o^) (10月4日 0時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - さくらさん» わああ😭嬉しいお言葉感謝です頑張ります (9月29日 12時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - とても大好きです、もっとたくさんを読みたいです!更新、いっぱい書いて頑張って下さい!楽しみに心待ちしています🌸(*´ω`*) (9月28日 18時) (レス) id: d8650f1f20 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - ミツさん» わあ!コメントありがとうございます!これからじゃんじゃん面白くしていきますので楽しみにしててください! (9月27日 10時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨霧 | 作成日時:2023年9月21日 4時

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