23章、助ける事への使命 ページ25
花を手向けた彼女は、五条の手をとり呪術師の道を目指す事を選んだ。
伏黒もそこに合流し、悠里は
今日中に荷物をまとめておけと言われたため、
監視下の元
祖父との思い出の家に帰ってきた。
いよいよ始まる少年を生かす道を作る
日々が……これから何があるかなんか分からないけど、彼女は、少ない荷物をリュックにつめ
綺麗な箱に入っていた。
花飾りのついた結紐をとると
長い髪を束ねる。
この結紐は、彼女に傑がプレゼントした最初で最後の形見のようなものだった。
「おじいちゃん……傑さん……私頑張るね」
(大丈夫……頑張れるさ)
寂しい心も、悲しい心も押し殺し彼女は、笑う。
彼女の見える世界は他とはおそらく違うだろう。
365日常に、幽霊、呪いが見えるし
声が聞こえる毎日だ。
彼女は後ろで彼女を抱きしめてくれたであろう祖父に思う。
私は……強いんだもんね……おじいちゃん
私はもしかしたらおじいちゃんの期待には
応えられないかもしれないけど……
「せめて……私が虎杖悠里として
彼の大切な人のところに居れる間だけは……助けようと思うよ」
戸を開けて、待っていたであろう五条とボロボロの見た目の伏黒を交互に見て彼女は、お辞儀をした。
「改めて、よろしくお願いいたします!」
助けれる分だけ……助ける。
それが虎杖悠里の使命だ。
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雨霧(プロフ) - ミツさん» わあ!ありがとうございます¨頑張ります♡楽しみにしててください (10月4日 6時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - きゃ〜(≧∇≦)宿儺様、積極的で素敵〜(≧∇≦)オリジナルはこうでないと(^_−)−☆ヒロインちゃん狙われてしまい、これからどうなるか、ドキドキ♡私としては真人とどう絡ませるのか、気になります(≧∇≦)更新、楽しみにしてまっす(^o^) (10月4日 0時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - さくらさん» わああ😭嬉しいお言葉感謝です頑張ります (9月29日 12時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - とても大好きです、もっとたくさんを読みたいです!更新、いっぱい書いて頑張って下さい!楽しみに心待ちしています🌸(*´ω`*) (9月28日 18時) (レス) id: d8650f1f20 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - ミツさん» わあ!コメントありがとうございます!これからじゃんじゃん面白くしていきますので楽しみにしててください! (9月27日 10時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨霧 | 作成日時:2023年9月21日 4時