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14章、極上の血は誰のもの? ページ16

「パーン!虎杖悠里ちゃんの参上!」
窓ガラスを割りそう彼女は呪霊を蹴飛ばした。
佐々木を救出し彼女はひらりと着地する。
そして、すぐさま伏黒が怯んだ呪霊に式神をぶつけた。

「なんで来たといいたい所だが……よくやった」

上から目線にそう手を払う伏黒に
悠里は苦笑いを浮かべた。

「なんで……偉そうなんだろう……ねえ?あの呪い食べてる可愛いのは!」

「俺の式神だ……やっぱりお前見えてたんだな」

伏黒の問いに彼女は、佐々木を優しく下ろすと
玉犬を撫でながら言った。

「君式神なんだね?可愛い……見えてる見えてないで言ったらはっきり見えるよ」

「呪いは普通は見えないんだ……死に際とかなら別だがな」

そして、彼女は、例の呪物を佐々木から奪い触る。

「これが呪物?指?」

「ただの指じゃない特級呪物両面宿儺の指だ……危ないから早くっ……」

その時だ。上から今までにないクラスの呪霊が姿を現したのは……
だが、そこで聞いていたのと違うのは、
呪霊がまっさきに伏黒を狙いに行った事だ。

「伏黒くん!!」

「っ逃げろ!」

(ヒメニフレルナジュジュツシ)

(ヒメモアレモオレノモノ)

伏黒が吹っ飛ばされた。血がでて、術を使うにも上手く出来ない。
そこで、彼は死を悟った。
守りたい人を想像し、さらに彼女自分を送り出した時のあの顔がチラつく

ちっ……逃げれたか、

その時だ彼女は、伏黒の前に立っていた。

「ねえ?今生きるの諦めようとした?」

「っなんで来た!?!」

「ねえ……伏黒くん、人は簡単に死んじゃうんだよ……心も身体も簡単に崩れちゃう」

「だから、人は他人を気にするんだよ思いやるの」

「自分がわかるから……ねえ、呪霊さん?この子より私の方が美味しいよ」

そして彼女は自らガラスの破片で指を切った。

甘美な香りと共に学校にいた呪霊達は一瞬にして彼女の周りに集まった。

伏黒は、驚いた。彼女は、本当に人間なのか
やはり分からなくなった。

周りの呪霊の力がどんどん強くなるのを感じる。
その時彼女の手にある呪物が何かを言った。

(ケヒヒっ……やはりお前は、面白いなあ!…)

15章、両面宿儺→←13章、優しいね伏黒くん



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設定タグ:成り代わり , 呪術廻戦 , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
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雨霧(プロフ) - ミツさん» わあ!ありがとうございます¨頑張ります♡楽しみにしててください (10月4日 6時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - きゃ〜(≧∇≦)宿儺様、積極的で素敵〜(≧∇≦)オリジナルはこうでないと(^_−)−☆ヒロインちゃん狙われてしまい、これからどうなるか、ドキドキ♡私としては真人とどう絡ませるのか、気になります(≧∇≦)更新、楽しみにしてまっす(^o^) (10月4日 0時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - さくらさん» わああ😭嬉しいお言葉感謝です頑張ります (9月29日 12時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - とても大好きです、もっとたくさんを読みたいです!更新、いっぱい書いて頑張って下さい!楽しみに心待ちしています🌸(*´ω`*) (9月28日 18時) (レス) id: d8650f1f20 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - ミツさん» わあ!コメントありがとうございます!これからじゃんじゃん面白くしていきますので楽しみにしててください! (9月27日 10時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨霧 | 作成日時:2023年9月21日 4時

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