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第80話 仙子のコーディネート ページ36

「嫌です」

立「駄目だ」

立花先輩はいい笑顔で私の手首をつかんだ

立「そうと決まれば早速行くぞ」

え嫌です。と言っても聞く耳を立てなさそうだな
立花先輩は私の手首を掴んだままズカズカと前に進んでいった


立「ここで待ってろ」

「あの…コーディネートするんじゃなかったんですか?」

連れてこられたのはなんと男女兼用トイレ
立花先輩の意図が読めない
そのまま立花先輩は私をおいていき、男女兼用トイレへ入っていった


二、三分経つと、トイレのスライド式のドアが開いた
そこから出てきた立花先輩は

立「待たせたな」

「…何で?」

カーキ色のコンデュロイハイウエストスカート←調べた
に黒色のハイネックニットを着て、
赤茶色のショートブーツを穿いていた

何で女装してんだ
てかもう立花先輩 女じゃん

立「何でかって?そりゃあ女物の服屋に入るのは抵抗があるからな。それにお前の彼氏と勘違いされたくないし。」

そういって立花先輩はサラサラの髪をファサッと後ろになびかせた
そりゃあ私にとってもありがたいな
コイツが彼氏なんてゴメンだ(いい笑顔)

立「ここからは仙子と呼べ、いいか?

返事は?」

「はい…仙子さん…」

何だこれ


立「着いたわ。行くわよA」

え…今どきそんな口調のやついねえよ?
恥ずかしいんだけど
なんかよくわからん英語が書かれたいかにもオシャレな店に
私は足を踏み入れた

「いらっしゃいませ〜」

うわっオシャレ店員来たー
私にはそんな可愛い服着こなせねえよ

「お嬢さんには大人ガーリー系が似合うと思います〜」

いぎゃあー早速オススメ来たよ
こんなときになんて話せばいいかわかんないんだけど…
さっきからこのお姉さん早口でオシャレ単語言ってて何言ってるか全然わからない…

立「すみません。私がこの子をコーディネートするので…よろしいですか?」

「すっすみません!」

立花先輩は世界遺産級のどえらい美しい笑顔を、お姉さんに向けた
おいサラスト。お姉さん失神してるぞ

立「これなんてどうだ?」

立花先輩は狐色のダボシャツに、納戸色のスモックブラウスを取り出した

立「これもいいな、このインバーテッドスカート。お前に似合うと思うぞ」

立花先輩は私の体に呪文みたいな名前のチェックのスカートを重ね合わせた
すると急に顔をしかめて

立「おいお前、スタイルはそこまで悪くないのに何で顔を隠してるんだ

前髪上げろ」

そういって立花先輩は私の前髪を躊躇なく上げてきた

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設定タグ:忍たま , 5年生 , 現パロ   
作品ジャンル:アニメ
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竹林寺(プロフ) - アオハルかよ!さん» この小説の皮肉の部分がそれですよね笑 私も書いてて悲しくなりますが、どうか顔で夢主ちゃんを好きになる人達を嫌いにならないでくださいね! (2020年1月5日 17時) (レス) id: e33c68ca3b (このIDを非表示/違反報告)
アオハルかよ! - やっぱ顔なんだな〜って思い知らされました(´TωT`) (2019年12月29日 23時) (レス) id: eff87a002c (このIDを非表示/違反報告)
笹蔵(プロフ) - 竹林寺さん» はーい(^^) (2019年12月27日 18時) (レス) id: b0a186559f (このIDを非表示/違反報告)
竹林寺(プロフ) - 笹蔵さん» 笹蔵さーん!コメント有難う!恋川くんと八尾くんのイラストお願いしまーす!あと夢主ちゃんも! (2019年12月26日 23時) (レス) id: e33c68ca3b (このIDを非表示/違反報告)
笹蔵(プロフ) - どうも!笹蔵です!竹林寺さんとは昔からずっと友達で、絵師をやってほしいと頼まれまして…どうぞ宜しくお願いします! (2019年12月24日 17時) (レス) id: b0a186559f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:竹林寺 | 作成日時:2019年8月27日 11時

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