第75話 いぇーい ページ31
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「はっ！」
目が覚めた。古風な天井が目に飛び込んでくる
私は今まで何をしていた
たしか…風呂を出て、…あれ？ここから記憶がプッツリと切れてる
思い出せない
久「あ、起きた。」
尾「おはよ〜じゃなくて、こんばんは？」
私が目を開けて数秒経つと、きれいな顔をした二人の顔が私を覗き込んできた
時計はすでに七時を回ってる。それまで私は
「私は今まで何をしていた？」
すると二人は顔を見合わせるなり、顔を赤くして
どうしたんだ？
尾「べつにいー普通だったよー？」
久「そ、そう！部屋に入ってくるなり畳の上に寝ちゃってさー！」
二人は何かを隠すように、笑顔で取り繕った
怪しいな
けれどもし、私が辱めをしていたら二人に聞いたことを一生後悔するだろうからな
あまり詮索しないでおこう
尾「見て！早く食べないと次の料理来ちゃうよ！」
居心地が悪くなったのか、尾浜は話題を変えてテーブルの方を指差した
そこには豪華な料理が並んでる
雅な見た目の前菜が並んでた
確かに早く食べないと従業員さんに迷惑だよな
私達は急いで座布団に腰を下ろす
尾＆久＆主「いただきます。」
目の前の色とりどりの世界に箸を伸ばす
・
・
・
「お次はメインディッシュの黒毛和牛のサイコロステーキでございます。」
待ってました。目の前に置かれた少し赤みがかった黒毛和牛は、すごく美味しそうだ
私は目を輝かすガキのようにならないよう、必死にこらえた
尾「はいあーん。」
コイツはいつも私の思考を乱そうとする。何が目的は知らないが差し出されたフォークに付いたサイコロステーキを無視し、自分のサイコロステーキを食べた
尾「えー？いらないの？」
ほしいよ！こっちは我慢してんだ。私の心を乱すんじゃねえ
尾浜は私の目の前でフォークをくるくる回してる
私の眼にそれがちらついて、腹が立ってしょうがない
私はあまり気にしないようにフォークを勧めた
すると
久「A、いる？」
おずおずしながら兵助がステーキを差し出してきた
え、いいのか？
「めったに食べられない賜物だぞ」
久「べ、別に気にしないでよ。俺がただAにあげたいだけだから。」
何だそれイケメンかよ
とにかくお礼は言わないとな
「兵助、ありがとう」
尾「えー！？兵助は良くて俺は駄目なの！？
なんで！？」
よーくかんがえろ尾浜、
兵助は顔を赤くして照れていた
ステーキを口へ運ぶ
うめえ
尾「Aなんでー？」
まあとにかく、
いぇーい
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竹林寺(プロフ) - アオハルかよ！さん» この小説の皮肉の部分がそれですよね笑 私も書いてて悲しくなりますが、どうか顔で夢主ちゃんを好きになる人達を嫌いにならないでくださいね！ (2020年1月5日 17時) (
レス) id: e33c68ca3b (このIDを非表示/違反報告)
アオハルかよ！ - やっぱ顔なんだな〜って思い知らされました(´TωT｀) (2019年12月29日 23時) (レス) id: eff87a002c (このIDを非表示/違反報告)
笹蔵(プロフ) - 竹林寺さん» はーい(^^) (2019年12月27日 18時) (レス) id: b0a186559f (このIDを非表示/違反報告)
竹林寺(プロフ) - 笹蔵さん» 笹蔵さーん！コメント有難う！恋川くんと八尾くんのイラストお願いしまーす！あと夢主ちゃんも！ (2019年12月26日 23時) (レス) id: e33c68ca3b (このIDを非表示/違反報告)
笹蔵(プロフ) - どうも！笹蔵です！竹林寺さんとは昔からずっと友達で、絵師をやってほしいと頼まれまして…どうぞ宜しくお願いします！ (2019年12月24日 17時) (レス) id: b0a186559f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：竹林寺 | 作成日時：2019年8月27日 11時
