検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:1,717 hit

ページ6

Aside



ふぅ、一安心。

ん?あれからどうなったかって?

見事に撒きましたよ。たまたま近くにいた総統に押し付けて。

そしたら女子より高い悲鳴あげながら逃げてった。本当に彼三十路近い人だっけ?

・・・考えても無駄だ。

ってかこんなところで悲鳴あげたらそこらじゅうに響き渡るんじゃ無い?城下町とか。

・・・これも考えるだけ無駄だ。

総統「Foooo!!!」

何か今テンション高い人いなかった?

【総統が捕まりました】

インカムにそれが流れる。・・・ご愁傷様です。

【捕まえたのはモリさんとサイコパスさんです】

モリさんって略されてるやん。

てか両方に挟まれたか。とんだ災難だったね、総統サン。

今までありがとう。

君の分まで逃げてみせるから!

後輩「あれ、また会いましたね、先輩」

『おっ、君は捕まってなかったんやな!』

何気なくハイタッチをしようと近づいた瞬間。

【残り一人です】

ん?聞き間違いかな?

今「残り一人」って言ってたよね?

私は捕まってないし、捕まったっていう放送を聞いたのは総統の一回だけ。

知らぬ間にモリモリと後輩くん捕まってる!?で鬼になった!?

じゃぁ今目の前にいる後輩くんは・・・。

後輩「先輩、捕まってください★」

星が黒い!命の危機!

運がいいことに周りに他の鬼たちは居なさそうだから、

・・・逃げ切れるかな?

でもあいつの動きを思い出す限り俊敏さは並ばれる。

これは一工夫しようか。

後輩「呑気に考えてていいんですか?」

ハッとした時にはもう遅かった。

すでに後輩くんは私に抱きついていた。・・・抱きつく?

【Aさんが捕まりました】

『おっほぉん(?)』

全身がドッと疲れた。

その場で地面にへたりこむ。

声が変だったって?・・・気のせい。

後輩「お疲れ様です」

どっちこっち捕まってたか。

逃げ回るにももう体力はほぼ使い切ってたし、

頭もいつも通りの速度で回すことはできなかった。

普段ならあんなの一瞬で思いつくんだけどなぁ?

(小説の文字数が危ないのもあったけど by作s((殴

『とりあえず疲れたからおぶって』

後輩「自力で歩いて、どうぞ」

『やだ、じゃあこのままここでサバイバルする』

後輩「何言ってんだ」

おっとぉ?キャラが?

後輩「仕方ないですね」

前に部屋まで運んでくれたので運んでやりますよ、と彼は私をおぶった。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:名前のない孤独
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:名前のない孤独 | 作成日時:2020年2月22日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。