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ウ「…ジライヤ様はあの人の事を名前で呼びませんよね。やはり疑っているのですか」
サッと俺たちから目を離したウシワカマル君はすがるようにジライヤ君を見る
ツ「確かに。アンタだけはAのこと名前で呼ばないわね。まさかAのこと信じてないの？」
ツクヨミ殿がこれ以上ないくらい顔をしかめる
ここにAがいたら慌ててツクヨミ殿の機嫌を良くしようとして大袈裟な身ぶり手振りで笑わせようとするだろうな、と頭の中で想像し場違いにも笑みがこぼれる
ジ「俺は頭領もAも守るべき存在と考えている」
Aのことを考えていたからジライヤ君の言葉にすぐ反応することが出来なかった
ゆっくりとさっきの言葉を頭で反芻する
ジライヤ君はAと主君のことを同じ位大切に想っているのだな…
ジライヤ君の目は優しく弧を描いていてAのことを考えていることが一目で分かる
その瞳が優しさの中で甘く溶けているのが見え隠れしていた
(もしかして彼はAのことを…)
好きなのか
そう考えた瞬間、胸に締め付けられるような鋭い痛みが走った
タ「…？」
どこにも怪我は無いのに痛みは鈍く残っている
ウ「大丈夫ですか…？」
いつのまにかさっきの話題は終わっていたらしい
また各自自分の好きなことをやっている中でウシワカマル君がよく読み取れない表情で声を掛けてきてくれた
タ「あぁ何でもない」
ウ「そうですか」
いつも通りのうっすらと笑っている表情を浮かべたウシワカマル君はてれびというものを熱心に見ることに集中していた
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里見鈴 - えみりさん» ありがとうございます！もっとおもしろく出来るように頑張っていきます！更新…がんばりますね！言い訳っぽいですけど最近用事が多くて…w (2017年1月29日 23時) (
レス) id: 3d0e962857 (このIDを非表示/違反報告)
えみり - とっても面白いです！(^-^)続きがいつも気になってます！更新まってます(o^^o) (2017年1月29日 19時) (レス) id: a9269c681a (このIDを非表示/違反報告)
里見 鈴 - 次男さん» ありがとうございます！更新は自分的最高速度で頑張りますが、多目に見てください…(笑) (2016年12月28日 22時) (レス) id: 3d0e962857 (このIDを非表示/違反報告)
次男 - とっても面白いです！更新待ってます！がんばってください！！ (2016年12月25日 11時) (レス) id: ea195d465a (このIDを非表示/違反報告)
里見 鈴 - トルエンさん» ありがとうございます！もっと楽しんでもらえるような作品にしていきますね！ (2016年12月12日 15時) (レス) id: 3d0e962857 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：里見 鈴 | 作成日時：2016年12月7日 18時
