初めての魔術授業-その1- ページ45
私の名前は奥村A
ある日、自分が悪魔と人間のハーフであることを義父に教えられて
しかもその悪魔は悪魔の中の悪魔…
悪魔の神…魔神サタンと呼ばれる悪魔
魔神サタンが実の父親であることに動揺した私は義父に酷い言葉を言ってしまい義父にサタンを憑依されてしまう
私を迎えに来たサタンから義父を助けるために私は自らの意思で
その道中でおじいちゃんこと悪魔サリバンの手によって召喚?されて彼の孫になりました
悪魔になりたくないのに立派な悪魔となるための学校に通わされています
しかしまだ覚醒しきれていない私はほとんど人間と代わりはありません
たまに感情が高ぶるとサタンから引き継いでしまった青い炎を出すことがあるけど…
ともかくここ、魔界での人間は貴重な存在でバレたらどうなるか…
わかったもんじゃない!
大人しく元の世界に帰るためにも
私は絶対に目立つ訳には行かない
雪男!父さん!
見ててね!私!頑張って!
そっちに帰るからね!!
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校門に馬車が止まって中からAとオペラが出てくる
オペラはいち早く降りて大声でこう言う
オ「A様のおなーりー!!!」
オペラはそう言って赤い絨毯を広げる
オ「どうぞ」
『どうぞじゃないですよ!!(雪男…父さん…やっぱり前言撤回…帰れないかもしれない)』
周りの生徒はどよめいている
『あの目立ち…』
サ「はい!鞄とAちゃん専用のス魔ホ!
買っちゃった♪」
悪魔学校バビルス理事長 サリバン
Aを孫のように溺愛中
サ「いつでもかけてね!ってあれ?Aちゃん??」
Aはバレないように頭に鞄を乗せて教室へと向かう
ア「A様!」
入試首席 アスモデウス・アリス
『アズ君!おはよう!』
ア「おはようございます!
流石です!素晴らしい登校でした!」
『あっははは…』
ク「ドーン!!」
何故か赤い絨毯にくるまったクララがアスモデウスにぶつかってきた
ク「Aち!おはよう!」
学年首珍獣 ウァラク・クララ
『おはよう?クララ…?なんで絨毯に?』
ア「貴様!何をするか!」
ク「ヒャヒャヒャ」
オ「絨毯を返してください」
サ「Aちゃんー!!」
『(目立ってるな…)』
遠い目をしながらそんな光景を見るAにアスモデウスが近づいてきた
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作者名:エイボン | 作成日時:2020年5月1日 22時