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悪魔のお友達-その2- ページ31

ア「いえっ!よくお食べになるのだなと…」

『私、食べるの好きなんだ
ついつい食べ過ぎちゃっていつの間にか空っぽになるなんてこともよくあってね
あ、作るのも好きなんだよ!あ、すみません
おかわり下さい!』

「おい!シェフが倒れたぞ!」

「やっぱ特待生すげぇ!」

そんなこんなしていると売店辺りが騒がしい
よく見るとクララが販売員のカムカムさんに竹槍で掲げられている

カム「お持ち帰れ」

『一体何が!?』

ク「遊んでもらってた!
私が売店に行くとね 遊んでくれるの!」

カム「遊ぶ違う“威嚇”お前売店出禁
こいつの能力、見た物だせる
万引きと見なす 要注意悪魔!
万引きは竹槍で突く!」

『物騒すぎる!!(万引即殺(サーチアンドデストロイ))』

向こうの方から騒ぎを聞き付けて先生らしき人物がやって来た

カ「粛に!全く久々の出勤だと言うのに!!白昼堂々と騒ぎを起こす阿保は何処に…」

カルエゴがAの姿を捉えた瞬間に黙り込んだ

『お体の方はもう大丈夫ですか?』

カ「貴様にだけは一番言われたくない!!」

『すみません』

“ナベリウス・カルエゴ”
Aに使い魔にされた教師それゆえにAが嫌いなのである

カ「(よりにもよって一番会いたくない奴に)黙れ!いいか!A!
私は貴様の使い魔とは成り下がらん!
私に枷を着けていい気になっているようならすかさずその首をかき切ってやるからな」

『肝に銘じます…ひぇぇ』

カ「大体貴様ら何を騒いで」

Aの後ろにいるクララを見て言葉が止むカルエゴ

カ「(なんか増えてる)…そこの新入りはなんだ?」

ク「私!?あのね!私が売店にドーンってしたら怒られてね!でもアズアズがお菓子くれてたの!エギー先生!チョコ好き?ポケットに入れとくね!」

喧しい+無節操+マイペース=カルエゴの一番苦手なタイプ

カ「帰る」

ク「エギー先生ってAの使い魔って本当?
見たい見たい!召喚!」

カ「離せ!」

ク「Aちそこのシール取って!」

Aは隣に置いてあるシールを手に取る

『これ?』

ク「手の甲に着けて万歳して!!」

『着けて?万歳!』

カ「おい!待!」

Aはクララに言われた通りに手の甲に着けてから万歳するとカルエゴが使い魔の姿になった

カ「待てと言ったら待て!!!!」

『すみません!!』

使い魔召喚シール(ミニ) 333円

悪魔のお友達-終-→←悪魔のお友達-その1-



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作者名:エイボン | 作成日時:2020年5月1日 22時

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