六十三話 ページ13
『次元が違うな…いや、怖…久しぶりに凛月のこと怖いと思った…』
凪砂「久しぶり…？怒らせたことあったの？」
『ああ、まだガキのころだったんだけど…
《回想》
『りーっちゃん！』
凛月「っわぅ！？ってA？部屋で待ってて〜っていったじゃん」
凛月がまだ体が今より弱くてな、まだまだ守ってやらねぇとっ、て思ってたんだ。あのときまだ昼間だったし
『だってまだお月様昇ってないよ？りっちゃん心配！』
凛月「俺もう子供じゃないもん、立派なおにーちゃんだもん」
『！ふふっ、そうだね〜、りっちゃんは立派なおにーちゃんだね♪』
とか、それまでは『バレなかった』んだけどな〜…
凛月「…A？腕、いたいいたいしてる？」
『っしてないよ〜、痛くないよ、ほら見て！腕いっぱい動いてるでしょ？』ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
凛月「……嘘だよ」
『嘘なんかじゃないって！大丈夫だよ？嘘、なんかじゃ…』
凛月「…俺に嘘なんて吐かないで、お願い。頼ることを…躊躇わないでほしい。」
あの時は驚いたなー…まだ小学二年生だぞ？そんな言葉使うとは思わなくてよ〜
『…いつから気づいてた？』
凛月「話しかけてきたときから」
『そっ…か…うん、じゃあまた…話すことになったら、ね？それまでは…そばにいてくれる？』
凛月「うん、『約束』」
数年後
凛月「眠い…」
零「凛月！かっこよかったぞ、制服似合ってんな！」
凛月「えへへ…♪ありがとう、お兄ちゃん」
『立派になったな、凛月も中学生か〜』
凛月「お兄ちゃん達といられるのは一年間だけだけど…」
『まだ、一年間あるだろ？』
零「一年間一緒にいれるんだ、それだけじゃない、家でも会えるだろ〜？」
凛月「そ〜だね〜♪ね、Aあの時の約束覚えてる？」
『…覚えてたのか…もう、話した方が良さそうだな』
零「俺はのいてた方がいいか？」
『いや、一緒に聞いてくれ』
零「じゃ、この後俺の家にこい。いつも親はいないんだからな」
『じゃあこのあとお邪魔するか〜』
家
『お邪魔します〜』
零「広くはねぇけど、ゆっくりしててくれ」
『お〜…行くか、凛月』
凛月「うん…Aがさ、今日話すって言ってくれて、嬉しかった」
『そうか、』
凛月「ずっと、すっごく近い距離なのに…どこかずっと、ずっーと一生歩いても見えないぐらい遠い所にいるような感じがしたんだ」
『うん…近くにいるよ、どんなに遠くても離れても』
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黒豆せんべいおいしぃ(プロフ) - この作品が伸びていっててガチ泣きしてる私はきっと異常ではない…はず (2023年5月4日 20時) (
レス) id: af9ffbf354 (このIDを非表示/違反報告)
黒豆せんべいおいしぃ(プロフ) - 皆さんご卒業、ご入学、進学、おめでとうございます！遅くなりましたぁ…！ (2023年4月10日 7時) (レス) id: af9ffbf354 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒豆せんべいおいしぃ | 作成日時：2023年4月4日 21時
