初恋は拗らせるな。2［JN］

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秋に入ると仕事は少し落ち着いてきた。


とは言っても後輩のプロデュースに海外テレビの出演。

休みなんて取れるわけがない。





「なんでこんなに仕事が入ってるんですか、マネージャー。だから彼氏ができないんですよ」


mn「私は人生をあなた達に捧げるって決めてるから彼氏なんかいらないけど」


「…きゅん」





こうやって休みがないことへの不満を口にしても、イケメンすぎるマネージャーに上手く言われてしまう。


これは流石にイケメンレベル100。カンスト。





mn「やめて、人の女には興味ないから」


「いや言い方よ…それに付き合ってないもん」


mn「実質付き合ってるでしょ」





そう、ソクジンさんとは付き合っていない。



想いを伝えた後、

ファンのことは裏切れない
だから付き合えない

ということも伝え、ジンさんも仕事の為だと言って承諾してくれた。



だけどどんなに忙しくても連絡は毎日取り合っていて。


たしかに恋人みたいなことはしているけど、
付き合ってないから大丈夫だと自分に言い聞かせている。








…何が大丈夫なんだろうね。





この時間が続いてほしい気持ちと

いつかバレてしまうんじゃないかという恐怖



ふたつの感情が混ざって、もうなにもわからない。








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