初恋は拗らせるな。［JN］ (ページ4)

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(表記がないときは貴方視点です)

レッスン後、会議室に呼ばれた私達。

いつにも増して真剣な顔をしている浅生社長を見て
心臓がドキドキとうるさくなる。

大きい仕事が来たのか、

はたまた何か問題が起きたのか。

「…」

「…」

桃華「いや勿体ぶりすぎですよ！早く言ってください」

浅生「え？もうちょっとこの緊張感を楽しもうよ」

桜「私達を殺す気ですか…？」

ありがとう桃ちゃん…

このまま沈黙が続いてたらプレッシャーで死にかけるところだった…

ごほ、ごほ。

浅生社長のやけにリアルな咳払いが室内にこだました。

浅生「BTSと、ライブイベントのMCをやることになりました」

桃華「…だれと？」

浅生「BTSと」

桜「なにを？」

浅生「ライブイベントのMCを」

「…あっ、聞きたいこと全部言われちゃった」

浅生「だってよ2人、もう少し気使いなさい」

「「えぇ……？？」」

BTSと。

ライブイベントのMC。

ちょっと待って、今まで挨拶でしか会ったことないのに。

一体どこからそんな話が出てきたの？？

浅生「なんでもBTS本人がDOLLsとやりたいって言ったらしくて…まぁ、もうオッケーて伝えてあるから。よろしくね」

「…はい」

もちろん断るつもりはないけど。

BTSって…ちょっと、相手が大きすぎませんか…？

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