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23［JN］ ページ23
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切なそうな顔で歌うAを見て、胸が締め付けられる。
丁寧に音を紡いで重ねていく姿は
本当に実体験を歌っているのかのようで。
『永遠の愛を貴方に』
伏せられていた瞳が、俺を見た気がした。
途端にカッと熱くなる顔。
…え、なにこの感情。
何でこんなドキドキしてるの。
th『わー、なんか色っぽい…大人って感じ』
jk『こういう暗めの恋愛ソングは、Aの右に出る人はいませんから！』
ふふん、とジョングクは誇らしげに胸を張る。
なんでこいつがこんなに自慢げなのかはよくわからないけど。
jn『ヤー本当に上手だね…』
俺の心臓は鳴り止まないままだった。
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作者名：RY | 作成日時：2021年10月12日 0時
