第十話:真相は・・・ ページ10
目を覚ますと電子的な音とまぶしい光が僕を迎えた、
視線を少しずらすと見慣れた人がいた。
ジニヒョンだ!
僕と目が合うと、驚いた顔をした後、張りつめた糸が切れたように涙が溢れ出し、
「良かった・・・本当に良かった・・・」と繰り返した。
僕は戸惑いながら、尋ねる。
「どういうこと?なにがあったの?」僕が聞くとヒョンが少し驚いたように答えた。
「お前、覚えてないんだね。テヒョナ交通事故に巻き込まれて2か月間も昏睡状態だったんだよ!」
・・・僕は自分の耳を疑った
「え?・・・こ、昏睡状態?嘘だろ・・」とつぶやくと
「嘘じゃないよ!ピクリとも動かないからもうだめかと思ったんだぞ!」とヒョンは涙を拭きながら言った
「そんなはずないよヒョン!だって僕は今日も電車に乗ったしジミンともメッセージで会話したし、僕を呪い殺そうとした化物にだってあったんだ!」
僕は必死に訴えた
「化物?何を言っているんだよ!テヒョナとは僕が毎日一緒にいたし、外に出られるはずがないよ!」 ヒョンは僕に言い聞かせた。
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作者名:ヨナ | 作成日時:2016年7月18日 4時