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第八話:眠れない理由 ページ8
僕は促されるように説明を続けていた。
僕は昨日の朝、またあの声で起こされた。
声がどこから聞こえるのかを確かめるために、
イライラしながらも壁に耳をあてながら、壁際を歩いた。
リビングに入ると男の人が立っていたんだ。
「こ、ここで何をしてるんですか?・・・」と声をかけると彼は僕の方に振り返り、
悲しげな表情で何かを呟いた
「何て言ってるんですか?」 と問いかけると、彼は脅えた顔で何かから逃げるかのように消えて行った。
この出来事を記録するため
テーブルにあったメモ帳を右手に持ち、
左手にペンを取り、書き留めた。
その時、乾ききっていないインクに触れてしまい掌の縁が汚れてしまった。
【金髪の男の人】【掌のインク】
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作者名:ヨナ | 作成日時:2016年7月18日 4時