検索窓
今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:4,682 hit

第三章 : ねじれ始めたリアル ページ3

 

電車に乗り、窓を背にして座り、車内を見渡すと誰も乗っていない事に気づく。





と同時に親友のジミンからメッセージが届く。

「今日の約束覚えてるよな?19時にモールで待ち合わせな!」とだけ書いてある。





僕はその約束を思い出せない事に少し戸惑った。

そしてジミンに電話をかけた。






だが、聞こえてくるのは電話がつながらないと言うメッセージだけだった。






確認したくてラインでメッセージを送ることにした。

”あのさ、待ち合わせなんかしたっけ?寝不足のせいで思い出せないんだ”ほんのちょっと









嘘をついた。






「おい、マジで言ってんの?お前がグカと喧嘩なんかするから、俺が一肌脱いでやったんじゃねぇか!だから三人で映画行こうって・・」



喧嘩?






僕がジョングクと?








半信半疑のまま 「オッケー、19時にモールでな」 と一応返事をし






ふと上を向くと、ある駅に電車が停車していた。









”あ・・・ここだ。” と感じ、









降りると同時にメッセージをジミン送る。







「ごめん、急用が出来たから、また後でな返信する。」




今いる駅からモールまで15分ほどで行けるはず。


19時までどうやって時間をつぶそうかと考えながら、再び携帯を見る。

画面に違和感を感じる。表示されているものを端から間違い探しの様に見る。









あ、時間だ。









携帯の画面の時間は









13時50分。








【覚えのない記憶】【時間の違和感】

第四章 : 辻褄が合わない時間。→←第二章:記憶の足跡をたどって



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ミステリー   
作品ジャンル:ミステリー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ヨナ | 作成日時:2016年7月18日 4時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。