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バス停を降り、暫く歩いた坂の上に、オッパの家はあった。
「うわ、おっきー！」
『そうか？』
なんて首を傾げて言うけど、私の家の倍くらいあるんじゃないの…
「お母さんいるの？」
家に行く＝ご両親と会う
って事をすっかり忘れてた私は今になって焦り出す。
『ん？仕事。』
「あ、そうなの…」
オッパに続いて中に入る。
「お邪魔します。」
やっぱり綺麗で、私の家とは比べ物にならない…
『俺の部屋二階だから。』
階段を上ってすぐそこに、オッパの部屋はあった。
中に入ると、オッパの匂い。
壁には沢山バスケの選手のポスターが貼ってある。
『…なんか飲み物入れてくるから、適当に座って待ってて。』
「うん。」
オッパのベッドに腰掛けて、部屋を見回す。
机の横に、私が誕生日にあげた手紙が貼ってあるのを見つけて、頬が緩んだ。
「ちょうどミルクティーあったわkkk」
『うそ！やった〜！』
ミルクティーの入ったコップに口をつけると、また甘い味が広がった。
『ミルクティーとか甘くね？よく飲むわ。』
とか言いながら私の横でやっぱりコーラを飲むオッパ。
…ほらね、さっき思った通り。
『コーラも十分ガキですー！』
『コーラの方がまだマシだわ！』
『一緒だからーっ！www』
二人でキャッキャ言いながら笑ってたのに、オッパは突然泣きそうな顔をして。
私の肩に手を置いて優しくキスをした。
『…どうしたの？最近変だよ。』
『…Aに言わなきゃいけないことがある。』
嫌な予感しかしないよ。
「聞かないのは、なし？」
『…聞いてほしい。
ただこれだけは先に言う。
俺は何があっても、俺からAを離す事はないよ。』
オッパの目が切なすぎて見れなくて。
私はただ、濁ったミルクティーを見つめていた。
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マンネ - めっちゃいい話でした！！ (2015年8月12日 13時) (
レス) id: cc86500d88 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - テヒョンかジミンでもお話作ってほしいです〜！！！！ (2015年5月24日 13時) (レス) id: 3ac5c21b4a (このIDを非表示/違反報告)
ま(プロフ) - ユンギオッパ大好きだったのですっごくつらいですけどホソクと上手くいってね主人公ちゃん…(完全に感情移入しちゃいました) ユンギオッパのこと考えて涙出てきました（笑） 本当に素敵なお話でした〜〜！ (2015年5月19日 12時) (レス) id: 38c5297ef8 (このIDを非表示/違反報告)
mgmg(プロフ) - あやのさん» コメントありがとうございます(;_;)嬉しいです〜！ (2015年4月21日 21時) (レス) id: 6dbd2b6710 (このIDを非表示/違反報告)
mgmg(プロフ) - なるみさん» ありがとうございます！ (2015年4月21日 21時) (レス) id: 6dbd2b6710 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mgmg
| 作成日時：2015年3月29日 12時
