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HS『うわぁレナそれ全部食べたの？！』
帰ってきた彼は、いつもと変わらなかった。
戸惑ってる様子も、気まずい雰囲気でもなく、彼はきっと告白なんてされたらすぐ顔にでるだろうから…とにかく私は安心した。
「…美味しくて、つい…」
HS『や〜太るぞ〜？！』
ホソクは私の横から手を出して大皿の唐揚げを口に放り込むとニコニコ上機嫌に笑った。
「…あれ、ホソク…そんな薄着だったっけ？」
HS『ん？あぁ…、Aが超寒そうだったから貸した！』
「…そっか」
君があの子に優しくする度
あの子の話をする度に
私は苦しくなるよ。
…まるで片想いみたい。
「…私もそろそろ帰ろうかな」
HS『えー、まだいればいいじゃん！』
「チーズちゃんにご飯あげるの忘れてたの。」
HS『相変わらずレナはわんこにべた惚れだなw』
「うん。じゃあ私、おばさんに挨拶して帰るね。」
HS『お〜、送って行くよ？』
「ううん、いい。一人で帰る。」
2階にいたおばさんに挨拶をして、一人で夜道を帰った。
冬の寒さは私を芯から冷やして、雪がちらついてさえいた。
…こんなに本気になって、こんなに苦しい恋は初めてだ。
でもきっと大丈夫。
これから心配はいらない。
Aちゃんとホソクは離れ離れになるもん。
そう自分に言い聞かせ、一歩一歩踏みしめるようにゆっくり歩いて帰った。
…家に帰ると、私の愛犬のチーズは大盛りのドッグフードを頬張っている最中だった。
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shino347(プロフ) - 最高な小説です！！！！！もうほんとに続きが気になってしかたないです。。もう更新はされないのでしょうか、、？ずっと待っています。本当に素敵なストーリーと書き方で、丁寧な描写でめちゃめちゃ感情移入して読んじゃいました。この作品に出会えて大感謝です！！ (2019年8月21日 0時) (
レス) id: 7f3f1e52e8 (このIDを非表示/違反報告)
ミコ(プロフ) - ほそくペンのほそくペンによるほそくペンのためのお話ですね…！mgmgさんの作る文章がとても心に染みました…。いいお話に巡りあえて嬉しいです！続きを楽しみに待ってます！！ (2016年5月10日 0時) (レス) id: b946d0b13c (このIDを非表示/違反報告)
南瓜(プロフ) - 面白くてつい最初からここまで一気に読んでしまいました！お忙しいとか思いますが続き楽しみにしてます！ (2016年4月16日 0時) (レス) id: 03bc33bcd7 (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - 何回読んでも感動します(T ^ T)mgmgさんの世界観が大好きです！ (2016年4月9日 1時) (レス) id: 5644ecc020 (このIDを非表示/違反報告)
yoo(プロフ) - 更新するの待ってます！！^^ (2016年2月9日 15時) (レス) id: e9e2b43d0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mgmg
| 作成日時：2015年9月16日 20時
