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なんらかの理由で記憶草に記憶が集まってます。
WZside
きっかけは蔵の掃除中に、蔵の奥深くで眠っていたキラキラと光を放つ花を見つけたことだった。
双子が興味津々に毎日水をやっていたら、いつのまにか実を成していた。
そして今、その実を自慢げに双子がAに贈った。
A「この実は?」
ことのあらましを説明されると、なにやら納得したような顔をした。
A「これ…私が食べてもいいかしら?」
WZ「おいおい!大丈夫かよ?怪しいぞ、まずよく調べてから…」
A「大丈夫よ。これは記憶草。この実を食べれば、思い出したい記憶を取り戻せる。
私にはどうしても思い出したいことがあるの…」
すごく悲しそうな目をしているが、これだけは譲れないという強さを秘めていて、これ以上止めることはできない。
A「しっかり育ててくれてありがと。」
そう言って双子の頭を撫でると、パクパクと実を食べ出した。
何が起こるのかと身構えると、辛そうに頭を押さえてうずくまるA。
SG.VN「大丈夫?!」
駆け寄る双子を追いかけて、俺もAの背中を支えた。
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ぴっぴ(プロフ) - 優さん» 本当にありがとうございます!これからも少しずつ更新しますので、よろしくお願いします! (2020年8月31日 9時) (レス) id: 85fef5c911 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - こんな最高の物語にもっと早く出逢いたかったです (2020年8月31日 1時) (レス) id: dd29763737 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴっぴ | 作成日時:2020年8月26日 11時