7 ページ19
DN side
自分自身が鬼だと自覚してこの森に逃げ込み、この屋敷の主人に救われた。
目の前で妖美に微笑む彼女にはもちろん恩を感じているし、この屋敷に住む癖の強いヒョン達をまとめる強さと、俺のようなはみ出しものを受け入れる心の広さに尊敬さえも感じていた。
だが、どうしても僕にはわからないことがあった。
確かに、僕達にとって彼女は特別で、もちろん僕も彼女に何かあれば守りたいと思う。だが、ヒョン達はなぜ部屋に閉じ込め自由のない生活を彼女に送らすのだろうと。
DN「えと、Aさん…聞きたいことがあるんですけど」
Aさんが流し目でこちらを見る。Aさんの両隣を陣取る双子もこちらをじっと見つめた。
DN「ここを出たいと思ったり…しないんですか？どうして、ここに閉じ込めたりなんかするんでしょう？
僕も貴方を愛してるから…自由に生きて欲しいです。やりたいことをやって、行きたい場所とか見たい景色とか、そうゆうの自由にして欲しいです！」
SG「やぁー、チャニや。そんなこと言ったらヒョン達に殺されるぞ！！」
騒ぎ出すスングァニヒョンと、うんうんと頷くハンソルヒョン。
DN「でも…」
A「しーーー。」
僕の唇に指を当てられ、顔が近くなり、僕は黙る。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 316人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴっぴ(プロフ) - 優さん» 本当にありがとうございます！これからも少しずつ更新しますので、よろしくお願いします！ (2020年8月31日 9時) (
レス) id: 85fef5c911 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - こんな最高の物語にもっと早く出逢いたかったです (2020年8月31日 1時) (レス) id: dd29763737 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴっぴ | 作成日時：2020年8月26日 11時
