ジェイド【悔しいですが】4 ページ22
「まず材料を集めましょう」
「……えっと」
懸命に本を読みながら、材料を棚から貰う。
そこにないものも、ルーク先輩はどこからか持ってきてくれた。
空いている大釜で、いざチャレンジ。
「前はどうして失敗したんですか？」
「えっと……先生には魔力の入れすぎだと……あと調合が荒い、と」
「なるほど。化学は繊細ですからね」
計量しましょう、と用意してくれるジェイドは……今更ながら、白衣がよく似合っている。
少し見とれていると、目が合って微笑まれて、慌てて視線を外す。
「今度こそ完成させてやるんだゾー！早く終わらすんだゾ」
「ムシュー・毛むくじゃら、慌ててはいけないよ。ジェイドくんも言っていただろう？化学は繊細なのだよ」
「ルークさん、こっちに近寄らないでくれます？主に僕の恋人に」
ああすまないね！と笑いながら、ルーク先輩は私に手のひらを差し出し。
「失敗した魔法薬は持ってないかい？見せておくれ」
「……あ、はい、これです」
「ふむ……確かに色合いが僅かに薄いし、ダマができてしまっているね。よくかき混ぜるのも大切さ、Aくんも頑張って動かないと」
「はい……」
ね、と微笑むルーク先輩に混ぜ方を教わりながら。
手の持ち方はこうのほうが力が入りやすいよ、混ぜ方はこうやって、と手取り足取り教わりながら、グリムはジェイドと一緒に準備を。
サイエンス部の協力もあって、なんとか僅かながらに魔法薬を作ることは出来た。
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リュウ(プロフ) - たなぼたさん» ああ……とても励みになります……お言葉ありがとうございます……。ストレスのはけ口みたいになってますが楽しんでいただけているのならとても嬉しいです……！ぼちぼちまた書いていくと思うのでよろしくお願いいたします♪ (2020年10月2日 3時) (
レス) id: 4f9eddeefa (このIDを非表示/違反報告)
たなぼた(プロフ) - なんで評価は1人1回しか出来ないんでしょうね！？最高に面白いですいつも癒しいただいております！！！いきなり謎テンションでコメント失礼しましたこれからも頑張ってください！！！ (2020年10月1日 21時) (レス) id: 5dc0002f3d (このIDを非表示/違反報告)
リュウ(プロフ) - マザーグースさん» ありがとうございますー！ぽつぽつ書いていくのでお付き合い頂ければ嬉しいです♪ (2020年9月20日 20時) (レス) id: 4f9eddeefa (このIDを非表示/違反報告)
リュウ(プロフ) - 無銘ちゃんさん» ありがとうございますー！ぼちぼちまたやっていきますー！ (2020年9月20日 20時) (レス) id: 4f9eddeefa (このIDを非表示/違反報告)
マザーグース(プロフ) - うにぁぁぁあ………続編おめでとうございます……(感動と尊さのあまり語彙力が低下中) (2020年9月20日 11時) (レス) id: 446891bd7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リュウ | 作成日時：2020年9月20日 3時
