HUNTER×文豪・鏡の国のアリス様リクエスト ページ26
『もうやだ……死ぬ……ガチで死ぬ…………』
私は蹲った。
──周りは森林に囲まれていて、訳の判らない化け物達が私達を襲っていた。私達、である。
「クッソ……一体如何なってやがンだ、此処は!」
外套を何か変な化け物にぐちゃぐちゃ喰われ、背広姿になった中也さんが化け物に重力をかけて云った。戦闘員その1。
「うおっ……! とっと、賢治君此奴如何にかしてー!」
化け物のタックルを華麗に避けた太宰さんが云った。非戦闘員その1。
「はーい! ちょっと避けて下さーい!」
大樹をめきめきとへし折り化け物の上に思いっきり叩き付けた賢治君が云った。戦闘員その2。
もう何此れ。何処此処。死ぬ。ちなみに私は非戦闘員その2です。
「オイ凪! 蹲ンな、とにかく此の森を抜けるぞ! 怪力小僧、あまり音を出すんじゃねェ! 彼奴らが寄ってくる!」
「判りましたー!」
中也さんが指示を出し、賢治君が大樹を手放す。私もよろっと立ち上がった。……すると、私の周りが暗くなる。
「──凪──!」
『……ぇ』
何メートルあろうかと云う化け物が、私の後ろに立っていた。
否、倒れた。
「……ふー。大丈夫、お姉さん?」
『……ぶふっ!』
「え!?」
黒いツンツンした髪に、無邪気な顔。ヤバい私此奴知ってる。彼奴が面白いよ! って無理矢理読ませて来たヤツだ。慥か名前は、
「オレ、ゴンって云うんだ! お姉さんの名前は「誰だ手前」……えっと……、ゴンだよ!」
中也さんが私の前に立ちはだかる。ゴン、そうだゴン! 慥か作品名は、HUNTER──、
金髪の少年が現れた。くら……クラピカ。クラピカも、ゴンの前に立つ。
「誰だ……? この森は危険だ。ハンターなら未だしも、ハンターでは無い者が入れば命を落とすぞ!」
「ハンター? 何云ってンだ、手前」
「……何?」
中也さんは首を傾げる。クラピカもだ。そりゃそうだよね、だって作品違うからね! 判る訳ないよね!
賢治君は勿論、太宰さんも険しい表情を浮かべている。
「レオリオ! こっちに来い!」
「ああ? ちょっと待てよ、この森ヤベェ……こっちもヤバそうだな」
レオリオーーー!! レオリオいいよね、私彼奴好きだよ! 頼れる大人っぽいからね!
「……如何云う事だ?」
その問いに答えられる者は、此処には存在しない。
__________
口調迷子。
終わらせ方雑。
……御免なさい!!
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とあるアニメーター - マジですか!!!ありがとうございます!お願いします! (2020年1月21日 21時) (レス) id: 6c92e05c62 (このIDを非表示/違反報告)
白夜の世界(プロフ) - とあるアニメーターさん» へえーいいですねえ!やらせて頂きますとも、何かかなり滅茶苦茶な展開になりそうですが……(笑)。 (2020年1月21日 18時) (レス) id: ad65672360 (このIDを非表示/違反報告)
とあるアニメーター - そうですか!良かったです!リクエストで、そうだ、番外編作っちゃおう!と思った今日この頃の第3段を記念して…。みたいな感じで、今日この頃シリーズで出てきた文ストキャラ達をたくさん出してほしいです!こちらも長めになって良いので、よろしければお願いします! (2020年1月21日 18時) (レス) id: 6c92e05c62 (このIDを非表示/違反報告)
白夜の世界(プロフ) - とあるアニメーターさん» ええ勿論!ちょっと遅くなるかもしれませんが番外編もとうとう三!……ひええマジかあ。 (2020年1月21日 17時) (レス) id: ad65672360 (このIDを非表示/違反報告)
とあるアニメーター - この番外編、続編行きますか? 続編作って頂けたら、またリクエストしたいです。 (2020年1月20日 21時) (レス) id: 6c92e05c62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白夜の世界 | 作成日時:2019年7月6日 21時