救世主 ページ19
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どこからか声がして気がついたら掴まれていた手は解けていて助けてくれた人の背中の中にいた
「ちょっと。今俺が喋ってたんだけど。
何？割り込まないでくれる？」
「嫌がってる顔、見えないんですか？」
「いっ！いででで！悪かった！
悪かったから離してください！！」
ちくしょうと吐き捨ててこの場から背を向ける男
「ったく…」
「あの、ありがとうございました、____瀬見さん」
背中越しに彼にお礼を言った。
「おう、大丈夫か？小島さん」
私に名前を呼ばれてこちらに振り返る彼に大丈夫ですと答える
「小島さんが居ないことに気付いたメンバーが
慌ててさ、探しに来たんだけど」
そしたら雰囲気がただ事じゃないなて思って。
そう言う瀬見さんに申し訳ないことしたなと反省する。
「あ、でも本当に体調悪いとかではない？」
「それは、なんともないです。お酒好きなので」
どこまで優しい人なのだろうと思う。
「良かった。…酒豪なんだもんな？」
「えっ！聞いて！？」
別に猫被ってお酒が好きなのに弱い女子を取り繕ったわけではなかったけどまさか聞かれていたとは思わなくて慌てる
ニカッと笑う瀬見さんに彼の新しい顔を見た
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mco(プロフ) - レイラさん» コメントありがとうございます！専ら私の趣味で作ってしまいましたが、そう言って頂けて光栄です！続きも楽しめるよう頑張ります！ (2020年5月1日 17時) (
レス) id: 2535b81380 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ - 面白かったです。瀬見さん大好きです！続き楽しみにしてます！ (2020年5月1日 11時) (レス) id: 45388de3ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mco | 作成日時：2020年4月29日 22時
