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パフェ。 ページ14

小瀧「ラッキー!メッチャいい席やん、ココ」


A「だね・・・ていうか、このカフェお洒落すぎない?」


小瀧「そーお?」


うん、こんなキラキラした場所ワタシのような人間には場違いだって
見て、周りの席の女の子たちを
皆オシャレで可愛いんだけど・・・ホントに同じ人間ですか?








小瀧「先輩、早く注文しよ!」


いつの間に取り出したのか・・・
お洒落なメニューを広げて私に聞いてきた


そして、そのメニューを見て思わず声が出てしまった
ついでに頬の筋肉が緩んで、にやけた


A「うわっ おいしそ!」


小瀧「ここからここまでが、この券使えるやつ」


A「え、全部食べたい・・・どうしよ」









しばらく悩んだ結果


小瀧君はイチゴのパフェ


ワタシはチョコのパフェを選んだ









ーーー








目の前に置かれたパフェを写真におさめる


あくまで自分の思い出用だから
撮影に時間をかけることはしない


(そんなことに時間かけてたらアイス溶けちゃうもんね)








小瀧「先輩、にやけてる(笑)」


A「え、顔に出てた?」


小瀧「出てる出てる(笑)」


A「まあこんなに美味しそうなの目の前にしてにやけない方が無理だよね、うん。
  じゃあ、さっそく。いただきまーす!」


小瀧「開き直った(笑)」








いただきます


小瀧君もそう言ってから、パフェを食べ始めた









ーーー









小瀧「ん!おいしー!!」


A「ふぁー、ヤバイねこれ、おいしい!!」


小瀧「ふぁー、って(笑)」


A「ごめん・・・あまりにもおいしかったもんで語彙力が5歳児だった」


小瀧「確かに(笑)」


こんなくだらない事にまで同意してくれるなんて、
なんていい子なんだ!









って、心の中で叫んでいた時のこと









小瀧「俺チョコも食べたい!先輩、ひとくちちょーだい」


目の前にいる小瀧君が
両手で頬杖ついて、ちょこっと首をかしげながら
そんなことを言ってくる


ちなみに、「あー」と言いながら口を開けてるあたりからして
彼はあーんをご所望らしい









普段なら、
『え?これって間接キスじゃね?
 いやいや、うちがイケメンにあーんするとか、明日墓場逝きかな?」


とかいろいろ考えるんだけど・・・・


語彙力のみならず、ワタシの頭脳も5歳児だったらしい


この時は「そうだよね、このおいしさは共有しなくては!」と思い








スプーンを前に差し出した

パフェ。→←パフェ。



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陽子(プロフ) - 猫助さん» そうなんですね…仲間ですね! (2020年1月11日 12時) (レス) id: b280303fe6 (このIDを非表示/違反報告)
猫助(プロフ) - 陽子さん» はい…腐も夢も美味しく頂きます笑 (2020年1月9日 23時) (レス) id: 2a69c218b3 (このIDを非表示/違反報告)
陽子(プロフ) - すみません突然なんですけど腐女子なんですか? (2020年1月9日 20時) (レス) id: b280303fe6 (このIDを非表示/違反報告)
猫助(プロフ) - おめめちゃんさん» ありがとうございます!そう言っていただけると更新の励みになります。頑張りますね! (2019年5月17日 21時) (レス) id: 61bfbda2dc (このIDを非表示/違反報告)
おめめちゃん(プロフ) - 更新ガンバです! (2019年5月16日 19時) (レス) id: ebd26ce3ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫助 | 作成日時:2018年1月21日 22時

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