羽根突き大会 ページ2
「やっぱり、お正月といえば羽根突きだよね!」
そんな香澄の一言から近所のクラスメートを巻き込んで羽根突き大会が始まった。
「いやー⋯まっさかAが来てくれるなんてね⋯!お仕事大丈夫なの?」
「まぁ、休憩入ったし暇だから」
確かに白山神社はお正月は凄い忙しく、それなりに規模も大きい。私も先程までお守りの売り子をしていたし。
「わぁー、リアル巫女さんだ」
「で、誰からやるの?」
私がそう聞くと香澄は申し合わせ式!と言った。すかさず、かおりに勝負を申し合わせる。
「ふふーんっ!りんりんも馬鹿だなぁ、よりによってこのわた」
「そぉーい」
あっ⋯と未来が言ったと同時に羽根が地面に落ちた。思わず小さくガッツポーズをした。
「ひ、卑怯だよ!!」
「勝負中に目を離すのが悪い。大体、一本勝負でも同じヘマしてるじゃない」
お馬鹿さんといい、私は彼女の頬に馬鹿と達筆で書いた。
「ぶはっwwww」
「氷川ww達筆すぎww」
鏡を見て地団駄を踏むかおりに、思わず吹き出してしまった。
「あー!!もう、りんりんまで!!」
「私に勝とうなんて百万年早いわ」
そうデコピンして言うと回りは大爆笑して、新年早々お腹が痛かった。
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白波凛(プロフ) - リズミーヌさん» 1ヶ月以上レス返さないでごめんなさい!!え、私そこまで絵の才能ありませんよ。応援コメントありがとうございます!これからも頑張りますね! (2019年5月25日 14時) (レス) id: 71ad0170cd (このIDを非表示/違反報告)
リズミーヌ - イラストが上手で羨ましいです。私にもその才能をわけt((コマじろう「うるさいゲロ!」リズミーヌ「潰し」ナツメ「ミッチーとキャラかぶってる(笑)」話がずれましたが、これからも頑張ってください。 (2019年4月21日 14時) (レス) id: 16a78ad417 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白波凛 | 作成日時:2019年1月1日 0時