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タイトル未定 ページ42

赤 side










「おつかれ〜。さっきの新曲?いい曲じゃん」












袖に戻ってきた俺を出迎えるようにニノがペットボトルを手渡してくる。

おおきに、と言ってそれを受け取り頷く。













「なんか、ええ感じのできたから」

「うん、すごくよかったよ」














ふにゃりと笑うこの人はお疲れ様、と言い残して別のバンドグループのほうへ行った。

ペットボトルを開けて水を口の中へと流し込む。

声はいつも以上に出ていたし、音程もばっちりだったと思う。












曲の完成がギリギリで昨日急いでレコーディングしたとは思えないほど、ギターもよかった。

模試さえなければ・・・という恨み言は言っても仕方ないので口をつぐむ。

水を半分ほど飲んだところで廊下へと出れば、待ってましたと言わんばかりの4人と出くわした。












「おつかれ、すばる」

「今日もすごかったで」











雛とヨコに片手をあげて応える。

その隣で少し気まずそうにしているのが安田と丸山だった。

何か言いたそうにしているが、うまく言葉にできないのか黙っている。












「腹減ったからこのあとメシいかへん?」

「ええな。ふたりはどうする?」

「、行きます!」













勢いよく丸山が答え、安田もうなずく。

ほな荷物取ってくるわ、と言い残して楽屋へとむかう。

4人は外で待っていると言い残して出口へと向かっていった。
















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∞章いちご∞(プロフ) - 大好きです。この章説。続きを書いてほしいです。更新楽しみにしてますね! (2016年8月15日 8時) (レス) id: 71e837c081 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かぷちーの | 作成日時:2016年7月12日 22時

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