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タイトル未定 ページ31
緑side
オトンに頼まれて店番をしてると信ちゃんがやってきた。
学校帰りでコンビニのお菓子の差し入れがある。
「あ、これ新作やん！」
「タツ好きそうやなって思って」
「流石信ちゃん！センスあるなぁ！」
ニヤリと笑ってお菓子の袋を開けた。
うちは街の小さな楽器屋で、オトンがピアノ教室をやってるこの時間だけはいつも店番を頼まれる。
でもあまりお客が入らへんから、暇つぶしで信ちゃんが遊びに来てくれんねん。
近くにあった椅子を引き寄せ、信ちゃんはお菓子を頬ばる。
なんでもない雑談を交わしながら小一時間話しているとオトンがやってきた。
「忠義、悪いけど駅まで行って牛乳買って来てくれるか？オカンが牛乳ない言うてんねん」
「えぇ〜」
「ほな信五くんも一緒に」
「なんでやねん！」
「分かった、信ちゃん2人で行こう」
不服そうに立ち上がった信ちゃんを連れて、俺達は駅前に向かった。
駅前のスーパーで牛乳を買い帰ろうとすると、どこからとも無く優しいメロディが聴こえてきた。
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∞章いちご∞(プロフ) - 大好きです。この章説。続きを書いてほしいです。更新楽しみにしてますね！ (2016年8月15日 8時) (
レス) id: 71e837c081 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぷちーの | 作成日時：2016年7月12日 22時
