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タイトル未定 ページ28
青 side
「マル！」
「...章ちゃん！」
スクールバッグの持ち手をきゅっと握ってる。
なんとも言えない顔を浮かべるマルに、俺は頭を下げた。
「ごめん、マル。言い過ぎた」
「ちょ、章ちゃん！」
「俺マルに甘えてた。なんでも許してくれるから我が儘ばっかで。
ホンマにごめん」
「僕の方こそごめん！章ちゃんの気持ち分かってるつもりやったけど、全然分かってなかった...。
ホンマにごめん...！」
お互い頭を下げて、2,3秒無言の時間があり、どちらからとなく笑いだした。
何してん、俺らって。
うん、やっぱ辛気臭いのはﾅｼやな。
「マルに話したいことあるんやけど、ファミレス行く？」
「うん。あ、待って。オカンにメール要れる」
マルが携帯をしまったのを確認してから歩き出し、近くのファミレスを目指した。
あんなに気まずかったのが嘘のようにいつも通りの空気だった。
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∞章いちご∞(プロフ) - 大好きです。この章説。続きを書いてほしいです。更新楽しみにしてますね！ (2016年8月15日 8時) (
レス) id: 71e837c081 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぷちーの | 作成日時：2016年7月12日 22時
