この恋は叶いますか？ (ページ2)

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グクと行くのは個人経営してるようなお店から高くて入るのにビビってしまいそうなお店まで本当に沢山ある

今日は私の気分でラーメンを食べに行った

『今日ね、私告白されたの』

ブッとラーメンを吹く音が隣から聞こえた

『汚いわね、私だってモテるのよ』

JK「どんなやつ？」

お絞りで顔を拭いて
水を飲む

『一言でいうと、そうねぇ、可愛い感じかな』

JK「写真とかないの？」

『何？そんなに気になるの？』

JK「ちゃんと言わないと今日は返さないぞ」

ほっぺを抓ってまるで子供扱い

側から聞けば、イチャついてる様に聞こえるかもしれないが私たちにそんな関係は微塵もない

グクの家に泊まっても何もない

本当にただの親友というやつなのだ

『もう、しつこいわね』

JK「あたりまえだろ、お前の未来の旦那になるかもしれないやつなんだからしっかり見極めてやらないとな」

未来の旦那…か、それがあんたならどれだけいいんだろうな

なんて、瞬間考えてしまった

大学の時から私はこいつに片想いをしている

叶ったことなんてない

彼が鈍感すぎるから

『そのうち会うんじゃない？てか、あんた学校に忍び込みすぎよ、バレたら私が怒られちゃうんだから』

JK「大丈夫だって、バレない様に忍び込んでるから」

『ふふっ、もう不法侵入で捕まっちゃえばいいのに』

そんな風にだいたいの一日が終わる