ケーキとプレゼント 2 ページ18
西島「なにニヤニヤしてるの?」
あすか「うんん。なんでもない。」
西島「気になる。……秀太となにかあった?」
あすか「なっ、なにもないよ!」
西島「焦ってる…。」
あすか「………。」
西島「うそ。俺はお前を信じてる。
もう、ヤキモチなんて焼かねぇよ………多分。」
きっと、隆弘は秀太の気持ちも思いも気づいているのかな。なんとなくそんな気がした。
あすか「多分って(笑)てか、ヤキモチ焼いてくれてたの?」
西島「うっ、焼いてない。」
そっぽ向く隆弘の耳は真っ赤でそれが可愛くてついからかってしまう。
あすか「あれ〜耳赤いよ。」
西島「気のせい……」
あすか「ん?顔も赤いよ〜(笑)」
隆弘の顔を覗き込むと至近距離で目が合った。
ジッと見つめられて自分の顔が赤くなるのが分かる。
西島「顔赤いよ。」
あすか「うっ…」
西島「誘ってるの?」ニヤ
あすか「なっ、誘ってなんて……んっ」
深い深いキスをされ力が抜ける。
あすか「んっ、隆弘…」
西島「そんな顔するなよ。期待しちゃった?」
あすか「き、期待なんて……してないもん(照)」
西島「そう?もっとしてって顔してるけど。」
あすか「なっ…なにいってるの(汗)」
西島「かわいい。」ボソッ
真顔でそんな事を呟きながら再び唇を奪ってくる。
とろけそうなくらい、甘い甘いキス。
西島「続きは後でね?
俺は今からケーキ食べるから。」
ケーキを持ちながら嬉しそうに笑みを浮かべリビングに向かう隆弘がふと足を止めた。
西島「あっ、プレゼントはもうもらったから。」
あすか「えっ?私のなにもあげてないよ…」
振り返った隆弘が優しく微笑む。
西島「もらったよ。………あすかのこれから先の人生。
今までで最高のプレゼントだよ。
フッ…ごめんね。独占欲強くて。」
そんな独占欲すら愛しいと思う。
あすか「ばか…(照)」
この後、私達が甘く幸せな時間を過ごしたことは言うまでもない。
そして隆弘は次の日……ずっと私を探し回ってくれていた真ちゃんにこっぴどく怒られたのも言うまでもない。
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くま - 走ってましたね笑続きも楽しみにしてます (2017年7月23日 11時) (レス) id: 6dbd28e3f1 (このIDを非表示/違反報告)
banbi(プロフ) - くまさん» コメントありがとうございます。にっしーは汗だくで走ってました(笑)またにっしー登場してきますので続きもよろしくお願いします。 (2017年7月23日 2時) (レス) id: 99a5649e0c (このIDを非表示/違反報告)
くま - しゅーたかっこいいよー にっしーはどうなってるんだろう? (2017年7月22日 11時) (レス) id: ba438783d5 (このIDを非表示/違反報告)
くま - めっちゃ続きが気になる~! (2017年7月22日 1時) (レス) id: 6dbd28e3f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:banbi | 作成日時:2017年7月15日 0時