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ヤキモチ ページ11

西島side

あすか「隆弘、ごめんね。私……」

西島「お酒抜けてないんじゃない?まだ寝てていいよ。」

我ながら嫌な言い方……

こんな事が言いたい訳じゃないのに…

あすか「……ごめんなさい。私なにも覚えてなくて。」

西島「だろうね。」

どうして素直になれないんだろ。

あすか「怒ってる……よね?」

西島「怒ってねぇよ。」

あすか「うそ!怒ってる!」

西島「だから!怒ってねぇよって!」

あー……やっちまった。

あすかの姿をチラッと見ると涙をためながら立ち尽くしていた。

ダメだ…ここにいたらあすかをもっと傷つけてしまいそうだ。

西島「………っ。ちょっと出てくる。」

頭冷やそ……

あすか「待ってっ!」

あすかの声は聞こえていた。
でも、今の情けない顔を見られなくなくて振り向かずに外に出た。

俺はあすかの話を聞かなかった事をこの後めちゃくちゃ後悔することとなる。


マンションの下でしゃがみ込む。

西島「ダッセェ……ヤキモチなんて。」

最近、好きな気持ちが大きくなりすぎて自分ばっかりあすかを好きなんじゃないかと不安になる時がある。

西島「はぁ…」

ため息をつきながら歩きだす。

つい足が向いてしまう。

こんか日は誰かに聞いてもらいたくてインターフォンを鳴らす。

「はい。」

その一言と同時にオートロックが開く。

部屋の前まで着くと扉が開いた。

「なんかあったんこんな時間に?」

西島「しんじろー!」

思わず抱きつく。

真司郎「ちょっ、離せや!」

西島「聞いてー!」

真司郎「叫ぶなや。とりあえず中入って。誤解されるやん。」

西島「あっ、ごめん。」

中に入りソファーに座る。

西島「お酒飲もーよ。」

もう、やけ酒だ。

そんな俺の目の前に真司郎はアイスコーヒーを置いた。

真司郎「アホか…。これから仲直りせなあかんやつが酒なんか飲んでどうすんねん。」

西島「えっ!?」

真司郎「これ飲んで頭冷やせや(笑)」

ニヤっと笑ながらそんな事を言う真司郎の優しさに不覚にも少し涙目になってしまった。

不安のもと→←優しさ



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くま - 走ってましたね笑続きも楽しみにしてます (2017年7月23日 11時) (レス) id: 6dbd28e3f1 (このIDを非表示/違反報告)
banbi(プロフ) - くまさん» コメントありがとうございます。にっしーは汗だくで走ってました(笑)またにっしー登場してきますので続きもよろしくお願いします。 (2017年7月23日 2時) (レス) id: 99a5649e0c (このIDを非表示/違反報告)
くま - しゅーたかっこいいよー にっしーはどうなってるんだろう? (2017年7月22日 11時) (レス) id: ba438783d5 (このIDを非表示/違反報告)
くま - めっちゃ続きが気になる~! (2017年7月22日 1時) (レス) id: 6dbd28e3f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:banbi | 作成日時:2017年7月15日 0時

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