運命 ４

運命の人 ２ ページ9

宇野「真司郎…は？」

あすか「真司郎は……ずっと昔から一緒にいたんじゃないかって思うくらい過ごす時間が自然で落ち着くんだ。

自分でも不思議に思うくらい自然体でいられる。」

宇野「前に真司郎とケンカした事があったじゃない？
もう会わないって真司郎が出て行った時どんな気持ちになったの？」

もう来ないって言われて…涙が止まらなかった。
もう会えないかもって思ったら胸が締め付けられて苦しかった。

私は………

あすか「嫌だった……もう会えないなんて絶対に嫌だって思った。」

宇野「………」

千晃「それって……」

浦田「あすかちゃんは運命って信じる？」

あすか「運命……？」

浦田「そう！運命。
あすかちゃんは運命感じなかった？」


『あの日、あすかのお姉さんに初めて会って真実を知った時…………
運命って本当にあるんやなって思った。』


『あすかちゃんに出会えたこと俺は運命だと思ってるから。』


『名前もなにも知らなくて、それでも会いたいと思ってた。
そしたら昨日会えた。
……運命だと思ったよ。』


『もしあすかの答えが俺じゃなかったとしても……この出会いは偶然じゃなくて運命だから。』


真司郎……

みつくん……

隆弘……

秀太……

あの日出会った事を運命と言ってくれた人…

宇野「もう答えはでてるんじゃない？」

私の運命の人は………

あすか「私……真司郎が好き。」

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