運命 ４

仲間 ページ33

浦田side

真司郎「ごめん。俺先帰るな！
おつかれ！」

真司郎は勢いよく部屋を飛び出して行った。

西島「あーあ…行っちゃった(笑)」

日高「ヤキモチ大作戦、成功だな？」

秀太「まったく、世話のかかるやつ。」

千晃「みんなありがとう。」

浦田「よかった。よかった。」

宇野「もうこれで安心だね。」

宇野ちゃんもにっしーも日高も秀太も満足そうな顔してる。

一番満足げなのは千晃だけど(笑)

みんなを見て俺も満足げに浸っていると……

秀太「てか……直也くん。ﾆﾔｯ」

西島「あすかのお姉さんと？ﾆﾔｯ」

日高「説明してもらおうか？ﾆﾔｯ」

浦田「うっ…」

さっきさりげなく宇野ちゃんが発した言葉。
みんな聞き逃さなかったんだな(汗)

浦田「宇野ちゃん……あんなの予定になかったはず(汗)」

宇野「ごめんごめん(笑)つい気になっちゃって。」

西島「とりあえず直也くんの話も気になるし飲みに行こう！」

千晃「えっ！もう、こんな時間……明日も仕事なのに…」

秀太「よし！今日は飲むぞ！」

日高「全員強制参加ね。」

浦田「まじか……」

こんな日は飲んでなきゃやってられねぇか。
顔は笑ってるけどみんな辛いんだろうな。

とことんつき合ってやるか！

宇野「仕方ないなぁ。可哀想な失恋組につき合ってあげるよ。」

西島「えー！どっちかって言ったら宇野ちゃんもこっちよりでしょ？」

秀太「そうだよ。仲間じゃん。」

宇野「なっ！」

日高「ぷっ(笑)
だから言ったじゃん！バレバレだって(笑)」

宇野「………今夜はとことんつき合ってもらうよ。」

秀太 西島「なんか……怖っ(笑)」

宇野「なに！？」

秀太「うそうそ(汗)
今夜はとことん話聞くよ！」

西島「そうそう。宇野ちゃんも一人で頑張ってたもんな。」

日高「宇野が俺達のこと大事に想ってくれてるように俺達も大事に想ってるからね。」

宇野「…………ありがとう。」

３人の想いに目に涙を浮かべた宇野ちゃん。
よかったね。

浦田「よし！朝まで飲むぞ！」

千晃「リーダーごちそうさま！」

浦田「………」



みんな想いは届かなかったけど………もう大丈夫そうだな。

これからはみんなで真司郎とあすかちゃんを見守って行こう。

繋がる想い→←みんな………

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